観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

一時帰国しました(今日は築地で寿司ランチ)

シンガポールから一時帰国中です。今日は朝から築地駅近くまで出かけたので、ランチは寿司にしました。日本で寿司を食べるのは久しぶり。訪れたのは築地駅にほど近い「すし大・別館」です。

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注文したのは「店長おまかせ」のコース。にぎり10貫、巻物1貫、お好み1貫、それにお椀が付きます。

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ランチにしては、やや量が多いかと思いましたが、ネタは新鮮、シャリも美味しくてあっと言う間に食べてしまいました。シンガポールでも、たまに寿司を食べますが、やはり日本で食べる寿司は別格ですね。今回注文した「店長おまかせ」コースのお代は3,500円でした。

店を出てから築地駅まで向かう途中に、聖路加国際病院があります。敷地内に植えられた桜が満開で、とても綺麗でした。

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病院の敷地内には「トイスラー記念館」が保存されています。昭和8年に建設された同病院の宣教師館です。平成10年に現在地に移築復元されました。

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鉄筋コンクリート造・一部木造の二階建てで、欧州の山荘を思わせる重厚な建物です。ハーフティンバーの意匠が特徴で、なかなか素敵ですね。

築地に来たのは本当に久しぶりです。このあたりは、歴史的な遺構や建物などが多いので、また機会をみて訪れたいと思っています。


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一時帰国しました(満開の桜花)

所用がありシンガポールから一時帰国しました。今日の日曜日は、朝から生憎の雨模様。小降りになるのを待って、桜の名所、恩田川河畔(町田市)を歩いてきました。

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恩田川の両岸には、約3kmに亘って桜並木が続いています。遊歩道も整備されているので、ゆっくりと歩きながら花見を堪能できます。

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天気がもう一つだったこともあり、花見客は思ったほど多くはなかったです。

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日本にいた頃は、毎年、あちこちの桜を見て歩いていました。今年は、たまたま桜の季節に一時帰国出来て良かったです。

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午後の遅くから出かけたので、途中で日が暮れてきました。恩田川近くの神社で撮ったのが次の写真です。

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夕暮れどきの満開の桜花は、妖しくも美しかったです。

日本の自然と四季の素晴らしさを再認識した街歩きでした。

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シンガポール街歩き#243(チャンギ空港、朝9時)

朝からチャンギ空港の第2ターミナルに来ています。土曜日ですが、さほど混雑はしていないですね。

出発ロビーのインフォメーション近くには、こんな展示物がありました。飛行機の模型の後ろには、富士山と桜が描いてあります。

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海外の空港で日本に関係するものを見ると、本当に嬉しくなりますね。

チャンギ空港は、綺麗で効率的。何度来ても、その使い易さや居心地の良さに感心します。

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日本もチャンギ空港に引けを取らない空港を是非造って欲しいものです。

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シンガポール街歩き#242(テロック・エア・ストリート辺り、夕方19時)

仕事を終えた夕暮れどき、久しぶりにテロック・エア・ストリート(MRTテロック・エア駅近く)を歩きました。この辺りは、小さなレストランやカフェなどが集まっていて、歩くのに楽しいエリアです。

写真は「マイ・オーサム・カフェ(My Awesome Cafe)」。ファサードの"中華医院"の文字など、独特の存在感を放っています。

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ここは元々、1952年に創設された中華無料診療所(Chung Hwa Free Clinic)だったところ。有志の中国系医師たちが、慈善事業として立ち上げたものとか。運営費は「会館」(相互扶助の出身地別華人団体)の寄付で賄われたそうです。

2014年に、フランス人オーナーがカフェへとリノベートしたのが現在の店舗ですね。夕方ともなれば、かなりの賑わいです。客は、欧米系の人が多いようでした。

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この少し先には、1841年創建の有名な道教寺院「シアン・ホッケン寺院」があります。テロック・エア・ストリートは、かつての海岸通り。その昔、船乗りたちは、この寺院で航海の安全を祈願し船出したと言われています。

訪れた夕暮れどきには、すでに門は固く閉ざされていました。門前には、沢山の赤いランタンが飾られています。道行く人が立ち止まってお祈りするなど、この辺りには独特の雰囲気がありました。

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テロック・エア・ストリートの夕暮れどきの街並みは、何やら少し寂しげでもありました。それにしても、何気に雰囲気のある、いい通りです。

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バンコク見て歩き#6(スピードボートに乗って「ダムヌン・サドゥアック水上マーケット」へ)

バンコクでは早起きして「ダムヌン・サドゥアック水上マーケット」に出かけました。この水上マーケットは、バンコクの南西およそ80kmにあります。クルマでは、1時間半ほどの距離ですね。

タイでは昔から水上交通(水運)が盛んでした。そのため地域住民向けの商品や物資は、水上マーケットを利用することも多かったようです。それが、近代化に伴う経済発展や都市経済の成長によって、次第に廃れてきました。このためタイ政府は、ダムヌン・サドゥアックの運河に伝統的な生活文化の保護と観光客誘致を目的として、この水上マーケットを整備したようです。

写真は、水上マーケットの様子を撮ったものです。

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運河を沢山の小舟が行き交うさまは、壮観でした。

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ただ売っているものはお土産や観光客向けのものが多かったです。

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これまで、いろいろな国の市場(マーケット)を見て来ましたが、地元住民向けから、次第に観光客向けへとシフトしている(シフトせざるを得ない)市場がかなりありました。経済発展とともに、旧来の市場が廃れていくという構図ですね。でも地元住民に支持されていない市場が、観光客を呼び続けられるとは思えません。観光振興策として、もう一段上を目指した魅力づくりが必要だと思います。

この点で水上マーケットよりも面白かったのが、スピードボートでの運河巡りですね。

こんなボートで運河を巡りながら水上マーケットに向かいます。積んでいるエンジンは自動車用だとか。馬力がありそうです。

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クルージングは、かなりのスピードでスリルがありました。運河沿いに見える景色も、自然あり、人の暮らしありでとても興味深かったです。

例えば、こんな景色が展開します。まずは自然。

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運河沿いの生活感溢れる民家もありました。

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次は、運河を渡る歩道橋ですね。

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他の舟とすれ違ったり、追い越したり。結構、舟の往来があります。各家で自家用舟を持っているようです。

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このように住民の生活環境や日常生活の一端が垣間見られて、とても興味深かったです。

これなら水上マーケットへのツアーというより、運河クルージングで売り出したほうが余程、魅力があるのにと思ったプチ旅でした。


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バンコク見て歩き#5(スイーツの「マンゴー・タンゴ」& 夕食は「バーン・クン・メー」)

タイのバンコクBTSサイアム駅周辺の夕暮れは、若いひと達で大賑わいでした。

バンコクで訪れたかった店の一つが、"マンゴー・タンゴ(Mango Tango)"。マンゴー・スイーツの名店ですね。マンゴーは、タイを代表するトロピカルフルーツ。ちょうど今頃が旬で、美味しい季節です。

夕食のあと、道に迷いながら辿り着いた"マンゴー・タンゴ"は、こんな店構えでした。

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結構、モダンでカジュアルな感じ。店頭には、マンゴーのマスコットが置いてあります。

夜も遅めだったせいか、席は空いていました。店内もモダンなデザインです。

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注文したのは、マンゴーとマンゴーアイス、それにプリンをひと皿に盛ったもの。ボリュームがあり、見た目も華やか、マンゴーも甘く美味しかったです。あっと言う間に食べ終わりました。これは、また食べたいですね。

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ちなみに夕食は、BTSサイアム駅近くの"バーン・クン・メー(Ban Khun Mae)"で摂りました。

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店内は、ウッディーな内装で、落ち着いた感じです。ここには、伝統的なタイ料理が食べられると聞き訪れました。ローカルの客が多かったですが、日本人客も何組か来ていました。

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何品か料理を頼みましたが、どれも美味しかったです。食べるのに夢中で、写真を撮るのも、料理名をメモするのも忘れてしまいました。

辛うじて撮った2つの料理を載せておきます。この店も、お勧めですね。とても満足しました。タイ料理の水準は高いです。

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バンコク見て歩き#4(ジム・トンプソンのタイシルクショップ)

今日のシンガポールは晴れ。日差しがきつく、暑い一日です。年度始めのせいか日本からの来星客もなく、いつもより静かなオフィスでした。

さて、バンコク見て歩きの続きです。「ジム・トンプソンの家」の見学を終えたあと、敷地内にあるカフェでひと休みしました。カフェは木々に囲まれた池に面していて、見事な錦鯉が泳いでいました。

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カフェで注文したのは「タイティー」。やや甘めのミルクティーですが、紅茶の香りがしっかりしています。シンガポールで飲んでから病みつきになりました。

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庭には、タイシルクの原料となる繭などが展示されていました。タイシルク独特の光沢感や色を出すためには、絹糸を作る繭(蚕)が重要だとか。

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蚕は、家蚕と野蚕に大別されるそう。日本は蚕農家が飼育する家蚕ですが、タイでは野生の野蚕が多いそう。その野蚕が作る繭は、黄色い色をしています。日本の家蚕が作る繭(白色)と比べると、太く強い糸で、ゴワついた質感が特徴とか。この糸が、光の反射量を多くして、タイシルク独特の光沢感を出しています。

黄色繭(野蚕)は希少で高価なことから、現在は白色(家蚕)と黄色(野蚕)の糸を混ぜて製品を作ることが多いらしい。タイシルクの質感の高さや値段の高さには、それなりの理由があるわけですね。

「ジム・トンプソンの家」にはショップが併設されています。なかなか素敵なスカーフやネクタイ、ウェアなどが置いてありました。

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ちなみに、次の写真は「ジム・トンプソン・タイシルク本店」です。こちらはBTSサラデーン駅の近くにあります。自分用には、小さな象が沢山プリントされたネクタイを一本買ってみました。でもネクタイをする機会は、めっきり少なくなりましたが・・・。

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