観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#245(パシール・リス・パークでウォーキング)

今日はグッド・フライデー。キリスト教の復活祭を祝う週末の金曜日ですね。シンガポールでは国民の祝日で、会社や学校はお休みです。しかも三連休。この週末は、久しぶりにまとまった時間が取れそうです。

朝からチャンギ空港まで、見送りに出かけました。それを終えてから急に思い立って、空港の近くにある「パシール・リス・パーク」に出かけました。ここは、以前から一度は訪れてみたいと思っていた公園です。

場所は、MRT東西線の終点パシール・リス駅のほど近くにあります。

公園はかなりの広さがありました。緑も豊かで、よく整備されている印象です。野生の鶏が遊んでいたのには驚きました。

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祝日でしたが、人影は少なめでした。木々が豊かに繁っているので、森林浴には最適のウォーキングコースですね。歩いていて、気持ちが安らぐような感じでした。

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サイクリングコースがあって、自転車に乗っている人も見かけました。

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暫く歩くと、海辺に出ました。ウォーターフロントでは、バーベキューをしたり、釣り糸を垂らしたり。皆さん、思い思いの休日を楽しんでいるようです。

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海の向こうに見えるのはウビン島ですね。残念ながら、この島にはまだ渡ったことがありません。

この公園では、人が少ないこともあって、のんびりとウォーキングが楽しめました。シンガポールには市街地に近いところに、自然と触れ合える公園などが沢山あります。庭園都市国家の面目躍如といったところでしょうか。それにしても、この公園は私がいろいろ訪れたなかで上位に入る素晴らしい場所だと思いますね。お勧めです。

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シンガポール街歩き#244(アン・シアン・ヒル辺り、夕方19時過ぎ)

昨日の夕方、一時帰国していた東京から戻ってきました。常夏のシンガポールでは、心身がリラックスして伸び伸びするように感じますね。自分には南国の風土と気候が合っているようです。

さて、シンガポール街歩きの続きです。

チャイナタウンにある"アン・シアン・ヒル(Ann Siang Hill)" を夕暮れどきに歩きました。

小高い丘に登ると、ビジネス街を眺めることが出来ます。 写真の真ん中にある大きなビルは"CapitaGreen"ですね。日本人建築家の伊東豊雄が設計したオフィスビルで、外装の55%を緑化したことで話題となりました(地上40階建て、2014年竣工)。

その左隣、細めの高層オフィスビルが、”リパブリック・プラザ”です。こちらは黒川紀章の設計で、66階建て、1995年に完成しました。このようにシンガポールには、日本人建築家の設計になる建物が沢山あります。何だか嬉しくなりますね。

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"アン・シアン・ヒル(安祥山)"の周辺は、かつてナツメグクローブが栽培されていました。その後、裕福な華人の居住地となり、商業やコミュニティー活動の中心として賑わってきました。その歴史的な流れから、現在も、この辺りには華人の郷土会館が多く建っています。近くの街路である"クラブ・ストリート(Club St.)"の名前も、ここから出ているとか。

"アン・シアン・ヒル"をチャイナタウン側へと下ると、次の写真のような景観が現れます。

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ここは"クラブ・ストリート"が"アン・シアン・ロード"へと繋がるあたり。沢山のバーやレストランなどが軒を連ねています。

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なかなか洒落た雰囲気の街並みが続きます。

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映画のロケにでも使えそうな、とても素敵な景観です。

訪れたのが平日の夕暮れどきで、さほどの人出ではなかったです。それが週末ともなると、とびきり沢山の人が集まってくるそう。次は、この辺りが歩行者天国となる週末に来てみたいと思います。

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一時帰国しました(朝の羽田空港国際線ターミナル)

今からシンガポールに戻ります。昨日の東京は一日中雨で寒かったですが、今朝は良い天気となりました。

朝の羽田空港国際線ターミナルは、いつものように賑わっています。ターミナルには、沢山の鯉のぼりが泳いでいました。もうそんな季節なのですね。

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江戸舞台には、端午の節句の飾り物(兜&武者人形)がありました。日本らしくて、これも良いですね。

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これまた、いつも通りですが、ラウンジでは定番の「豚骨ラーメン」と「カレー」をいただきました。朝から食べ過ぎですね。でも満足しました。

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珍しく飛行機の搭乗が、バスでの移動に変更です。羽田空港の国際線では、多分初めての経験です。この時間帯は出発便が多いので、まあ仕方ないですね。早めに搭乗口に行こうと思っています。


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一時帰国しました(今日は築地で寿司ランチ)

シンガポールから一時帰国中です。今日は朝から築地駅近くまで出かけたので、ランチは寿司にしました。日本で寿司を食べるのは久しぶり。訪れたのは築地駅にほど近い「すし大・別館」です。

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注文したのは「店長おまかせ」のコース。にぎり10貫、巻物1貫、お好み1貫、それにお椀が付きます。

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ランチにしては、やや量が多いかと思いましたが、ネタは新鮮、シャリも美味しくてあっと言う間に食べてしまいました。シンガポールでも、たまに寿司を食べますが、やはり日本で食べる寿司は別格ですね。今回注文した「店長おまかせ」コースのお代は3,500円でした。

店を出てから築地駅まで向かう途中に、聖路加国際病院があります。敷地内に植えられた桜が満開で、とても綺麗でした。

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病院の敷地内には「トイスラー記念館」が保存されています。昭和8年に建設された同病院の宣教師館です。平成10年に現在地に移築復元されました。

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鉄筋コンクリート造・一部木造の二階建てで、欧州の山荘を思わせる重厚な建物です。ハーフティンバーの意匠が特徴で、なかなか素敵ですね。

築地に来たのは本当に久しぶりです。このあたりは、歴史的な遺構や建物などが多いので、また機会をみて訪れたいと思っています。


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一時帰国しました(満開の桜花)

所用がありシンガポールから一時帰国しました。今日の日曜日は、朝から生憎の雨模様。小降りになるのを待って、桜の名所、恩田川河畔(町田市)を歩いてきました。

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恩田川の両岸には、約3kmに亘って桜並木が続いています。遊歩道も整備されているので、ゆっくりと歩きながら花見を堪能できます。

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天気がもう一つだったこともあり、花見客は思ったほど多くはなかったです。

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日本にいた頃は、毎年、あちこちの桜を見て歩いていました。今年は、たまたま桜の季節に一時帰国出来て良かったです。

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午後の遅くから出かけたので、途中で日が暮れてきました。恩田川近くの神社で撮ったのが次の写真です。

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夕暮れどきの満開の桜花は、妖しくも美しかったです。

日本の自然と四季の素晴らしさを再認識した街歩きでした。

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シンガポール街歩き#243(チャンギ空港、朝9時)

朝からチャンギ空港の第2ターミナルに来ています。土曜日ですが、さほど混雑はしていないですね。

出発ロビーのインフォメーション近くには、こんな展示物がありました。飛行機の模型の後ろには、富士山と桜が描いてあります。

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海外の空港で日本に関係するものを見ると、本当に嬉しくなりますね。

チャンギ空港は、綺麗で効率的。何度来ても、その使い易さや居心地の良さに感心します。

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日本もチャンギ空港に引けを取らない空港を是非造って欲しいものです。

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シンガポール街歩き#242(テロック・エア・ストリート辺り、夕方19時)

仕事を終えた夕暮れどき、久しぶりにテロック・エア・ストリート(MRTテロック・エア駅近く)を歩きました。この辺りは、小さなレストランやカフェなどが集まっていて、歩くのに楽しいエリアです。

写真は「マイ・オーサム・カフェ(My Awesome Cafe)」。ファサードの"中華医院"の文字など、独特の存在感を放っています。

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ここは元々、1952年に創設された中華無料診療所(Chung Hwa Free Clinic)だったところ。有志の中国系医師たちが、慈善事業として立ち上げたものとか。運営費は「会館」(相互扶助の出身地別華人団体)の寄付で賄われたそうです。

2014年に、フランス人オーナーがカフェへとリノベートしたのが現在の店舗ですね。夕方ともなれば、かなりの賑わいです。客は、欧米系の人が多いようでした。

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この少し先には、1841年創建の有名な道教寺院「シアン・ホッケン寺院」があります。テロック・エア・ストリートは、かつての海岸通り。その昔、船乗りたちは、この寺院で航海の安全を祈願し船出したと言われています。

訪れた夕暮れどきには、すでに門は固く閉ざされていました。門前には、沢山の赤いランタンが飾られています。道行く人が立ち止まってお祈りするなど、この辺りには独特の雰囲気がありました。

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テロック・エア・ストリートの夕暮れどきの街並みは、何やら少し寂しげでもありました。それにしても、何気に雰囲気のある、いい通りです。

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