観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#256(見送りにチャンギ空港まで)

気がつけば、今日から5月(皐月)。時間がたつのは本当に疾いですね。

昨日のシンガポール、日中はとても良い天気でした。知らないうちに雨季が終わった感じがします。

昨日は、朝からチャンギ空港まで来星客の見送りに出かけました。当地に赴任してから、一体何回チャンギ空港に足を運んだことやら。まあ、空港や飛行機が好きなので飽きることはないですが・・・。

日本へと帰国する客人を見送ったあとは、いつものように空港内を散策しました。写真は、第3ターミナルの様子です。広々としたターミナルなので目立ちませんが、朝からそこそこの賑わいでした。それにしても、機能的かつ綺麗なターミナルで感心します。日本の空港も見習うべき点が多いですね。

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このあと、3タミの地下にあるフードコートでひと休み。肉まん(Chicken Big Pao)と蓮の実餡の包子(Lotus Paste Pao)、それにコピ(kopi)をいただきました。写真は売り場の様子を撮ったものです。

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下の写真の組み合わせは、軽めで、しかも結構美味しくて気に入っています。お代は、合計でわずか3.5s$(約300円)でした。

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当地に駐在している間に、なるべく沢山のローカルフードを食べておきたいと思いながら帰途につきました。


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シンガポール街歩き#255(タンジョン・パガーの果物屋さん)

日本では、いよいよ大型連休が始まりましたね。シンガポールにやって来る日本人観光客も多くなることでしょう。

シンガポールでは、日本のゴールデンウィークのような大型連休はありません。以前にも、このブログで書きましたが、日本の祝日は世界的に見ても多いです(年間16日で世界第2位)。でも、皆んなが同時に休む祝日はむしろ減らして、有給休暇を完全消化する方が合理的だと思うのですが。

まあ日本の場合、沢山ある祝日も仕事を休み、有給休暇も完全消化となると、休み過ぎになるかもしれません。それを補うために残業するとなると本末転倒だし。要は、個人が自由に休暇を取れるような「働き方改革」(or 休み方改革)が必要だと思うのです。

祝日が少ないシンガポール勤務者のやっかみ(?)はこれくらいにして、街歩きの続きです。

写真は、シンガポールの中心部MRTタンジョン・パガー駅近くにある果物屋さんです。なかなかカラフルな店先ですね。

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ここには数軒の果物屋さんが軒を連ねています。新鮮な果物をリーズナブルな値段で売っているので、近くに来ると必ず覗くようにしています。

このところ旬のマンゴーをよく食べています。今回買ったのも、タイ産マンゴー(写真の黄色の果物です)。お代は、3つで8s$(640円ほと)でした。

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ドリアン(写真の緑色の果物)もシーズンのようですが、まだ食べたことがありません。独特の匂いが嫌で食わず嫌い。でも、こちらにいる間に一度はトライしてみたいと思っています。


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シンガポール街歩き#254(スカイウェイで空中散歩)

昨夜は、ラオパサ(ホーカー)で夕食でした。日本からやってきたご家族連れのリクエストで、ご一緒しました。週末夜のラオパサは、結構な混み具合。シンガポールで来星客に東南アジアの雰囲気を感じてもらうには、ラオパサはちょうどいいですね。

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さて「シンガポール街歩き」の続きです。

先週末、これまた来客の案内でガーデンズ・バイ・ザ・ベイにあるスカイウェイを渡ってきました。ここを渡るのは本当に久しぶりです。

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スカイウェイは、2本のスーパーツリーを結ぶ高さ22mの吊り橋です。全長は128mあって、橋の真ん中あたりは幅が狭くなっています。かなりの高さと、金網状の床で結構なスリルを味わえます。

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吊り橋からは、マリーナベイサンズやシンガポールフライヤー(観覧車)などが見え、とても素晴らしい景観が広がっていました。

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ただし、高いところがダメな人には、やや辛いかもしれません。吊り橋なので、少し揺れますしね。

でも、とても気分がよい空中体験なので、また機会をみて訪れたいと思います。


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シンガポール街歩き#253(マーライオンを見にシンガポール観光庁へ)

昨日は親しい客人を出迎えるため、早朝にチャンギ空港まで出かけました。まだ連休前ですが、日本からの飛行機は家族連れの姿も多かったです。空港は出迎えの人が多くいて、華やかな雰囲気に包まれていました。空港の持つ空気感は独特ですね。晴れやかで、なかなか良いものです。

さて、今回はシンガポールのシンボル、マーライオンについてです。

シンガポールには、全部で7つの公式マーライオンがいます。順に挙げてみましょう。

①マリーナベイのマーライオン(一番有名で、水を吐いています)

②マリーナベイの小マーライオン(①の後ろにいます)

マーライオン・タワー(セントーサ島

④マウント・フェーバー山頂のマーライオン

シンガポール観光庁マーライオン

⑥アンモキオの双子マーライオン(2ついます)

このうち、まだ見たことがない「⑤シンガポール観光庁マーライオン」を見学して来ました。写真は、観光庁の正面玄関前にいるマーライオンです。

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顔付きが独特で、やや強面な雰囲気があります。こんなところにマーライオンが、という感じの場所のせいか、私の他に見学者はいませんでした。まあ、観光名所ではないので当然ですが。

これで①から⑤までのマーライオンは全て見学したことになります。残るは「⑥アンモキオの双子マーライオン」のみ。当地に駐在している間には、全てのマーライオンを見ておきたいと思っています。

ちなみに、シンガポール観光庁はタングリン・モール(タングリン・ロード)のすぐ近くにあります。次の写真のような立派なビルに入っていました。さすが観光大国シンガポールです。

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シンガポール街歩き#252(レインツリーを見にオーチャード・ブルバードへ)

昨日も余り天気が良くない一日でした。仕事は淡々と終わって(いつものことですが)、珍しく早めに帰宅しました。可もなく不可もない平穏な一日が、じつは一番幸せですね。

さて、今回も「シンガポール街歩き」の続きです。

シンガポールで街路樹の代表選手と言えば、レインツリーです。チャンギ空港から市内へとクルマを走らせると、大きく枝を広げたレインツリーの街路樹が出迎えてくれます。常夏の庭園都市国家・シンガポールを象徴するような素晴らしい景観と言えます。

レインツリーは、別名モンキーポッドとかアメリネムノキと呼ばれています。「日立の樹」で有名なハワイ・オアフ島にある大樹もレインツリーですね。

私は、この大きく枝を広げたレインツリーの大樹が好きで、あちこち探しては会いに出かけています。つい先日も、レインツリーが綺麗な街路樹を形成しているオーチャード・ブルバードを歩いてきました。写真のように、歩きやすくて、とても気持ちの良い散歩道です。

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レインツリー(Rain Tree)の名前は、降雨時に葉が閉じることから付けられたものとか。なかなか詩的な感じがする名前ですね。

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日曜日だったせいかクルマも少なく、のんびりとウォーキングが出来ました。この木は、年に2回(5月と11月)花を咲かせます。まもなく5月、次は花を付けたレインツリーを見に来たいと思います。

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シンガポール街歩き#251(夕暮れどきのエメラルド・ヒル、プラナカンの街並み)

昨日のシンガポールは、昼頃からずっとカミナリが鳴っていました。雨も少し降ったりで、やや落ち着かない一日でした。カミナリはシンガポールの名物。こればかりは慣れるしか仕方ないですね。

さて、今回も「シンガポール街歩き」の続きです。

最近、エメラルド・ヒルをよく散歩します。先日も夕暮れ時のプラナカン建築を見ようと出かけてきました。場所は、MRTサマセット駅のすぐ近く。オーチャード通りを、ほんの少し入ったところにあります。

プラナカン建築は、ショップハウスと言われるように、1階が店舗、2階が住居として建てられたものが多いです。間口が狭く、奥行きが深いのがその特徴ですね。

一方、ここエメラルド・ヒルでは家全体を住居としたテラスハウスが連担して建ち並んでいます。写真は、黄昏れ時の19時頃に撮ったもの。灯が点いた様子は、昼間とはまた異なった美しさがありました。

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次第に夕闇が濃くなると、こんな感じへと変わっていきます。

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プラナカン建築と言えば、イースト・コーストにあるカトンなどが有名ですが、エメラルド・ヒルの建築群もなかなかのもの。なかには、よく手入れされた3階建の邸宅もあります。

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プラナカン建築の特徴の一つが、パステルカラーで彩られた外観ですね。でも夕暮れ時には、光の加減でそれとは異なった色調が見られます。

黄昏れ時のエメラルド・ヒルは、昼間とは一味も二味も違った街並みの美しさを体感できます。ぜひ一度、夕暮れに合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。

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シンガポール街歩き#250(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで開催中の「チューリップマニア」)

久しぶりのブログ更新となりました。この間オーストラリアに出かけたり、日本からの来客に対応したり。珍しく時間に追われる生活でした。

さて、「シンガポール街歩き」の続きです。

この前の日曜日、客人の案内でガーデンズ・バイ・ザ・ベイにあるドーム型植物園を訪れました。二つあるドームのうち「フラワードーム」では、いま企画展示の「チューリップマニア」が行われています。

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園内では、本場オランダから運んできたというチューリップが沢山咲いていました。赤、ピンク、黄、紫などとてもカラフルです。

とりわけ人だかりがしていたのは、画家ゴッホの作品「麦わら帽子を被った自画像」などをチューリップで表現した花壇。確かゴッホは、オランダの出身ですね。その花壇はこんな感じでした。

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こんなに沢山かつ色とりどりのチューリップを見たのは初めてかもしれません。この企画展示は、5月7日まで行われています。花に興味のある方には、お勧めですね。

チューリップの他にも、薔薇などの花が咲いていました。なかでも目立っていたのがダリア。最近は余り見かけない花ですが、ここでは色々な種類のダリアが綺麗に咲いていました。

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日本でお馴染みの椿には、色合いが微妙に異なる八重の花が咲いていました。華やかで、しかも品のある咲き方が良かったです。

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この植物園、室内温度が23度〜25度に保たれています。暑いシンガポールで植物園のなかは快適。また訪れたいと思います。


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