観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#282(サンリオ・キャラクター@チャンギ空港)

数年前、日本にいた頃、職場が空港にあったので、毎日、空港まで通勤していました。

でも、シンガポールに来てからも、こんなに多く空港へ通うことになるとは全く想像もしていなかったです。

まあ、空港の雰囲気や飛行機が好きなので嬉しくもありますが・・・。

シンガポールは島国なので、交通の中心が空港になるのは必然のことなのでしょう。

先日も人の見送りで、朝からチャンギ国際空港へと出かけました。第3ターミナルでは"NORDIC ADVENTURES"と題し、サンリオのキャラクターを使った企画をやっていました。

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南国のシンガポールでは、やはり北欧など寒い国への憧れがあるのでしょうか。

そこにサンリオのキャラクターが出てくるのも、日本人としては嬉しいことです。

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皆さん熱心に写真を撮っていました。ハロー・キティーを始めサンリオのキャラクターは、当地でもなかなかの人気ですね。

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日本のソフトパワーも、大したものだと再認識した次第です。

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シンガポール街歩き#281(昼下がりのリトルインディア散歩)

前回のブログで紹介した"アーユルヴェーダ石鹸"をテッカセンターで買ったあと、リトルインディアを散歩しました。

抜けるような青空に、色とりどりの建物(ショップハウス)がよく似合っています。

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リトルインディアには、まだ沢山のショップハウスが残っています。これらを見て歩くだけで、楽しい気分になりますね。

私は、ここなら何度来ても飽きることはないな、と思うほどこのエリアが気に入っています。

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下の写真は、セラグーン・ロードからスリ・ヴィラマカリアマン寺院を撮ったもの。

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ヒンドゥー教寺院で、当エリアのシンボル的存在。彩色された塔門がとても目立っています。行った日は扉が閉ざされていて、残念ながら内部は見えなかったです。

セラグーン・ロードに面して、沢山の店が営業しています。なかでも面白いのが、骨董屋さん。下の写真のように、歩道にはみ出していろんなものを並べています。どれも、結構な値段がついています。ここは見るだけでも面白いですね。

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裏道に入ると、こんな光景が現れます。

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リトルインディアでは、圧倒的に男性の姿が多いです。皆さん、ポリ袋を下げているので買い物ですね。

一方、MRTリトルインディアの駅前は、こんな風景です。

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長閑な休日の昼下がり、ノンビリした風景が広がっていました。

リトルインディア、とても雰囲気があって好きな街の一つです。ここには、何度でも行きたくなる、そんな魅力がありますね。

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シンガポール街歩き#280(アーユルヴェーダ石鹸を買いにリトルインディアまで)

シンガポール街歩き"のブログ記事も今回で280回となりました。

小さな島国のシンガポールですが、"街歩き"で飽きたことも、書くテーマに困ったことも一度もありません。それだけ魅力がある街だと言うことでしょうか。あと何回続けられるかわかりませんが、これからもシンガポールの魅力を精一杯、伝えていきたいと思います。

さて、"街歩き"の続きです。

天気の良い休日、アーユルヴェーダ石鹸を買いにリトルインディアまで出かけました。写真は、購入した石鹸(medimix)です。

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これはアーユルヴェーダというインドの伝統医学のもとに作られている100%植物性(ハーブなど)の石鹸ですね。

肌に優しく、皮膚疾患(ニキビ、水虫など)や消臭等に効果があるとか。

私も当地に来てから"medimix classic(green)"を愛用しています。

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これはインドでは一番メジャーな石鹸とか。18種類のハーブが含まれていて、ドクターソープとも呼ばれているらしいです。初めて使った時は、香りのキツさに閉口しましたが、使っているうちに慣れてしまいました。使い心地は良いですね。

買ったのはテッカセンター内のドラッグストア。値段は5個入りで7s$(約560円)でした。

日本で買うより、かなり安いそう。先日、日本からやって来た知人は大量に買って帰りました。少し重いですが、確かに日本へのお土産には良いかもしれません。お勧めの商品です。


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シンガポール街歩き#279(Li Bai【李白】で飲茶ランチ)

日本から娘たちがシンガポールにやってきたので、リーバイ(Li Bai・李白)の飲茶ランチに出かけました。

ここは、広東料理の名店ですね。飲茶の評価が高いことでも知られています。

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場所は、"シェラトンタワーズシンガポール"の地下1階。最寄り駅は、MRTニュートン駅です(駅からは徒歩3分ほど)。

メニューを見るのはもっぱら娘たちで、残念ながら私に料理の選択権はありません。まあ、料理に疎いうえ、英語のメニューとくると任せるしかありませんね。少し口惜しくはありますが・・・。

ただし、料理で一つだけ主張して注文したのが"蒸しクリスタル野菜餃子(Steamed Crystal Dumplings with Mixed Vegetable)"です。

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これは、このレストランにおける飲茶の看板メニューとして有名と聞いていました。出てきたのは、透明の皮にエビ、シイタケ、ニンジン、クワイなどを包んだ餃子でした。

食べてみると、味は特筆もの。本当に美味しかったです。これは、超がつくほどのお勧めメニューですね。

その他、注文した点心は次の写真の通りです。

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これらに加えて、エビチャーハンなども取りました。どれもかなりの美味しさで、娘たちも大満足でした。

最後のデザートは、マンゴープリンを注文。さっぱりしていて、これも美味しかったです。

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シンガポールでのLi Bai(李白)の評判は、かなり高いです。誰に聞いても、あそこは美味しいとの答が帰ってきますね。

なかでもリーズナブルな値段で食べられる飲茶ランチは、是非お勧めしたいと思います。


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シンガポール街歩き#278(アンティーク・タイル・ギャラリー"ASTER BY KYRA")

久しぶりのブログ更新となりました。

シンガポールで驚いたことの一つに、古いショップハウスや、そこに使われているプラナカン・タイルの美しさがあります。

特に建物の装飾に使われているプラナカン・タイルは、デザインや色合いが多彩で魅力的なものが多いですね。

とある休日の昼下がり、テロック・エア・ストリートにアンティーク・タイルのギャラリーがあると聞き出かけました。

ギャラリーの名前は"ASTER BY KYRA"。場所は、シアン・ホッケン寺院の左隣り、三重塔(パゴダ)がある敷地内にあります。

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もともとプラナカン・タイルのルーツは、英国で量産された「マジョリカ・タイル」ですね。

第一次世界大戦後、欧州でのタイル生産が縮小して日本が生産基地となりました。当時の代表的な生産者は、淡陶社(兵庫・淡路島)や不二見焼合資会社(名古屋)など。安価で高品質な日本製タイルは需要が多く、東南アジアなどに沢山輸出されたそう。

ところがシンガポールでは、近代化の過程(1980年代〜)で多くのショップ・ハウスが壊されていきました。その瓦礫から、プラナカン・タイルを収集して展示販売を始めたのが、このギャラリーのオーナーとか。

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ギャラリーには、数多くのプラナカン・タイルがラックなどに入れて整理されていました。

生産地(日本、欧州など)と品質でランク分けされていて、値段も異なっています。

額に入れられたタイルもあって、なかなか素敵かつお洒落です。

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余りの数の多さに圧倒されましたが、気に入ったアンティーク・タイルも幾つか見つかりました。

これまで日本からの来星客を何組かご案内しましたが、皆一様にその美しさやお洒落なデザインに驚いていました。

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私も帰国までに気に入ったプラナカン・タイルを買いたいと思っています(財布と値段との折り合いがつけばですが)。

このギャラリーは、是非、見学をお勧めします。見るだけでプラナカン・タイルの虜になるかも、です。


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シンガポール街歩き#277(ウビン島でサイクリング)

ウビン島に出かけました。この島は、シンガポールに赴任した頃から行きたいと思っていたところです。2年経ってようやく、それが実現することに。

ウビン島は、シンガポール東部のジョホール海峡に浮かぶ有人島(人口100人ほど)です。開発されずに残された自然に触れることが出来る、シンガポールでも貴重な島となっています。

場所は、チャンギ・ビレッジの近くにあるチャンギ・ポイント・フェリーターミナルから、船で10分ほどの距離にあります。小型船で、12人の乗客が集まり次第、出航するという面白いシステムをとっています。料金は@3s$でした。

写真は、ウビン島の船発着場です。

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船の発着場の近くには、貸し自転車屋や食堂が固まって立地しています。日曜日のせいか、かなりの賑わいでした。

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ここで自転車を借りて、およそ3km離れたチェク・ジャワを目指しました。自転車のレンタル料金は一日10s$でした。

道は、アップダウンや舗装されていないところもあって結構、苦労したり楽しめました。

チェク・ジャワには、マングローブ林や海中生物などを観察出来るボードウォークが設置されています。

海上に造られたボードウォークでは、海の上を歩いているような気分になり快適でした。

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チャンギ空港に近いので、頻繁に発着する飛行機も見ることが出来ます。

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森のなかの木道は、こんな感じで続いています。途中には展望タワーがあって、樹冠を観察出来ました。

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チェク・ジャワのビジターセンターは、1930年代に建てられたチューダー様式の建物を改修して使っています。この建物は、とても素敵で魅力的でした。

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サイクリング・コースの途中には、綺麗な水を湛えた湖があります。これは、石切場の跡に出来たものとか。エメラルドグリーンの、とても綺麗な色をした湖でした。

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久しぶりに自転車に乗って、やや疲れました。でも、手づかずの自然と触れ合うことが出来て、大いに癒されたのも事実です。

また、島の往復に利用する小型船も非日常感があって、とても良かったです。

ウビン島、是非訪れられることをお勧めします。日頃の忙しさやストレスを忘れて、かなり楽しめますよ。


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シンガポール街歩き#276(草間彌生展@ナショナル・ギャラリー・シンガポール)

少しバタバタしていて、久しぶりのブログ更新となりました。

今日は土曜日で会社はお休み。シンガポールは、とても良い天気でした。

National Gallery Singapore で草間彌生の展覧会が開かれていると聞き、出かけて来ました。

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まだ人の動きが少ない午前中を狙って訪れましたが、チケット売り場はかなりの行列でした。シンガポールでも草間彌生の人気の高さが伺えますね。行列を待つこと30分ほどでチケットをゲット。この程度なら、まあラッキーな方でしょうか。

この個人展のテーマは"YAYOI KUSAMA:Life is the Heart of a Rainbow"。1950年代から現在までの絵画、彫刻、ビデオ、インスタレーションなどの作品群120点ほどを展示しています。

前衛芸術家の草間彌生と言えば、水玉やカボチャをモチーフにした作品が代表的ですね。今回も、こんなカボチャの絵が展示されていました。この絵は、いいですね。好きです。

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また、水玉ばかりの部屋も作られていました。中に入ると感覚が研ぎ澄まされるような感じでした。

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今回の展示作品のなかで一番迫力を感じたのは"わが永遠の魂(My Eternal Soul)"のシリーズです。

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どの作品も構図や造形、色使いが圧倒的な迫力で迫ってくるようでした。

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この展覧会は、2017年9月3日まで開催されています。シンガポールでは滅多にない機会なので、草間彌生のファンならずとも是非見学されることをお勧めします。

なお、入場料金は25s$でした。

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