観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

ヤマボウシ(山法師)の紅葉など

昨日の日曜日は、朝から大学院(ビジネススクール)時代の集まり(研究会)に出席してきました。

昼過ぎには帰宅して、大学ラグビー早明戦をテレビ観戦。

私は根っからのラグビーファンで、観戦は毎年の恒例行事となっています。

今年の早明戦は、明治のミスが目立った試合でした。でも、後半終盤に明治がワントライ差以内まで追い上げたので、試合としては結構面白かったです。

師走に入って、我が家のシンボルツリーであるヤマボウシ(山法師)の木もかなり色づいてきました。

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今年は暖冬に加えて、台風による塩害もあってか、例年と比べると色付きはもう一つです。

でもヤマボウシは、新緑、花、実、紅葉と長く楽しめるので、我が家のシンボルツリーとして大事に育てています。

よく見ると、中ほどの枝に鳥が巣を作っていました。いつ作ったのかも、ヒナが無事に巣立ったのかも分かりませんが・・・。

今年も残すところ、あとわずか。時間を有効に使って行きたいと思っています。

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畑にタマネギを植えました

久しぶりのブログ更新です。

早くも師走ですね。時間が経つのが速くて、今年もあっと言う間に終わりそうです。

11月は1年ぶりに台湾へと出かけたり、仕事でバタバタとしていました。

どうも忙しいのが性に合っているようで、ストレスもさほど感じないですね。

先週の3連休は、中学時代の同窓会に参加するため兵庫県の太子町に帰省しました。

歳を重ねてくると同窓会が増えてきますね。中学時代の同窓会に出るのは、ほぼ10年振り。久しぶりに会った同級生が多くて、最初はぎこちなかったですが、すぐに打ち解けて懐かしい時間を過ごしてきました。

帰省に合わせて、畑にタマネギを植えてきました。私にとっては、この時期の恒例行事となっています。

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近所のホームセンターに苗を買いに行くと、時期が遅かったせいか余り残っていませんでした。

ようやく買えたのが"泉州中高黄"。栽培しやすい定番の品種です。150本(@50本×3束)も買ったので、畑を必死に耕して、肥料を漉き込んだあと植え付けをしました。普段何もしていない身にとっては、結構な運動となりました。

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畑の柿の実は熟し過ぎて、今年はもうお仕舞いですね。

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その一方で、ミカンは、そろそろ食べごろでしょうか。

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いま住んでいる東京からは、かなり遠くて頻繁には帰れません。近ければ、もっと沢山の果樹や野菜を育てるのですが・・・。ちと残念です。

庭の南天の実は、鮮やかに色づいて綺麗でした。

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タマネギの収穫は、来年の6月ごろとなります。何とか上手く育ってくれると嬉しいです。


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栗や柿など秋の収穫(田舎に帰省しました)

先日、所用があって実家に帰省しました。

私の田舎は、兵庫県の太子町。生まれたときから高校を卒業して大学進学のため上京するまで、この実家で暮らしていました。

実家には、そこそこ広い畑があります。かつては、野菜や果樹などたくさん栽培していましたが、今では私がたまに帰省して、玉ねぎを育てるくらいとなっています。

今回、久しぶりに帰省すると、10年ほど前に植えた栗の木の下に実がたくさん落ちていました。それも大きめの「毬栗(いがぐり)」が多かったです。

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俗に「桃・栗3年、柿8年」と言いますが、この栗の木は既に10年選手。これまでも実がなっていたのに、それに気づかなかったのかもしれません。

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今年は、柿も豊作でたわわに実っていました。

写真は渋柿ですが、甘い柿などの種類もいろいろあります。

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ほとんど世話もしていないのに、変わらず実り続ける果樹には少し驚きました。

思いもかけず秋の収穫を行い、その恵みに感謝しました。


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福岡土産に3つの銘菓を買いました(福岡その6)

早いもので、霜月(11月)となりました。

一昨日の夜、帰宅途中の渋谷駅周辺では、ハロウィンで仮装した人たちがたくさん集まって大騒動でした。

渋谷のハロウィンは、年々、盛大になっていますが、他人に迷惑をかけないというモラルは最低限守ってもらいたいですね。

ハロウィンに全く縁がない私のようなオジサンには、あまりの混雑に電車の乗り継ぎにも一苦労でした。

まあ、いくらボヤいても今年も、あと2ヵ月。何とか良い年で締めくくりたいものです。

さて、今回で福岡行きのレポートもお仕舞いです。

福岡では、土産として次の3つの銘菓を買って帰りました。土産と言っても、全部自分用なのですが。

 ①「シャルロット・オ・ショコラ」(パティスリー・イチリュウ)

 ②「鶏卵素麺」(松屋

 ③「博多通りもん」(明月堂

これらのうち、③「博多とおりもん」は、ほっこりとした皮に、しっとり滑らかな白あんを包んで焼いた菓子ですね。発売から20年余りですが、今では福岡土産の定番となりました。

①「シャルロット・オ・ショコラ」は、チョコレートを使った焼き菓子です。地元の福岡では、結婚式の引き出物などに使われるほどとか。確かに、ふんわりとした食感はなかなかの美味しさです。

市内でも売っているところは少なく、今回は、博多大丸地下2階で漸く購入できました。

下の写真は、「シャルロット・オ・ショコラ」と「博多通りもん」です。

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②「鶏卵素麺」は、すこし変わり種の菓子です。黄色く細長い麺のような姿をした卵菓子ですね。

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かなり甘いので、好き嫌いはありますが、その姿や味はインパクトが大きく、普通の土産に飽き足らない旅行者には打ってつけの土産菓子だと思います。

これも、なかなか売っていないのですが、福岡空港岩田屋売店でたまたま見つけて買うことができました。

福岡には、そのほかに「ひよこ」や「千鳥饅頭」「鶴乃子」などの銘菓があります。これらは、次回訪れたときの楽しみにとっておきたいと思います。


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福岡の「サザエさん通り」(福岡その5)

今回、福岡を訪れて当地にも「サザエさん通り」があることを知りました。

サザエさん」は、長谷川町子が描いた国民的な人気漫画ですね。

そして「サザエさん通り」と言えば、桜新町商店街(東京都世田谷区)がよく知られています。

この桜新町には、長谷川町子美術館があります。そして東急田園都市線桜新町駅から同美術館を結ぶ商店街通りが、1987(昭和62)年に「サザエさん通り」と命名され、広く知られるところとなりました。

一方、今回の福岡行きで、所用があった地下鉄西新駅の周辺を歩いていて見つけたのが、次の写真です。

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場所は、西南学院大学の図書館前あたりでした。

調べてみると、作者の長谷川町子は、1944(昭和19)年から1946(同21)年まで福岡市西新に住んでいたそう。

当時、百道(ももち)の海岸を散歩しながら、サザエ、カツオ、ワカメなど漫画の登場人物を発案し、1946(昭和21)年に創刊された夕刊フクニチ新聞(現在は休刊)に漫画「サザエさん」の連載を始めたそうです。

この縁で、2012(平成24)年に西新からシーサイドももち海浜公園までの約1.6㎞を「サザエさん通り」と命名したそう。

ただ、福岡の「サザエさん通り」は、知名度や認知度では、まだまだこれからの段階ですね。

国民的漫画家とのゆかりを積極的に生かしながら、ぜひ地元の活性化へと結びつけていって欲しいと思います。

イベントなどの企画を打ちながら、徐々にストーリーを紡いでいけば、地域のブランド力向上へと繋がっていくと思います。

私も帰京してから、あちこちで福岡の「サザエさん通り」のことを話しています。今度も応援していきたいですね。


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福岡の屋台で「オーバーツーリズム」について考える(福岡その4)

福岡では、地元在住の知人と夕食したあと、一人で那珂川べりを散歩しました。

写真は、橋の上から中洲方面を撮ったもの。川面にネオンが映える様子は、いつもながら、なかなかの風情でした。

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福岡へ出かけるたびに立ち寄るのが、川端にある屋台街です。

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今回もラーメンとおでんを楽しみに訪れましたが、屋台の周辺は外国人観光客等でかなりの混雑でした。

目当ての屋台も満席で入ることが出来ません。

仕方なく、あたりをブラブラしてから、屋台の前で席が空くのを待っていました。

川端の屋台は、以前から混んではいましたが、これほどの混雑は今回が初めてです。

ようやく席が空いて、ビールにおでん、ラーメンと立て続けに注文し、急いで食べて退散しました。(なお、私が入ったのは上の写真の屋台ではありません。念のため)。

狭い屋台で満席、しかも席待ちの人が後ろにいたりすると、落ち着いて飲んだり食べたり、ましてや話したりは出来ません。本来の屋台の良さが薄れたように感じて、一抹の寂しさを感じました。

そこで考えたことは、観光の現場や学会などで最近よく聞かれるようになった「オーバーツーリズム」についてです。

「オーバーツーリズム」とは、増えすぎた観光客でさまざまな弊害が起きることを言います。

観光客があふれることによる交通渋滞、街なかの混雑、ホテルやレストラン等のインフラ不足、ゴミやトイレなどの環境問題などなど。

これらの問題によって、地域住民の日常生活にも大きな影響が出てきます。

また、観光客が受けるサービス水準も低下していく恐れがあります。

ひいては、観光地の魅力そのものが棄損していくことにもなりかねません。

世界でも、最近になってベネチア(イタリア)やアムステルダム(オランダ)、ボラカイ島(フィリピン)などで「オーバーツーリズム」の問題点が表面化しました。

日本でも、京都の観光客が増えすぎて、市民生活に影響(長時間のバス待ち、交通渋滞など)が出ていると言われています。

今回、訪れた福岡市内や屋台街でも、同じような「オーバーツーリズム」の弊害が出始めているのではと感じました。

「オーバーツーリズム」に対しては、時間分散や場所分散、季節分散など、いくつかの対策が考えられます。

これらの詳細は、別途の機会に書きたいと思います。

今回は、福岡の屋台で経験した大混雑をもとに、「オーバーツーリズム」について書いてみました。


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宗像大社・辺津宮の景観&神宝館の展示など(福岡その3)

福岡市内から宗像大社辺津宮)へは、市内の天神から出ている特急バスに乗りました。片道1時間ほど(料金1,000円)の行程です。

帰りも特急バスを利用したので、時間の制約もあり、現地での滞在時間はおよそ2時間ほどでした。

最近は、どこへ出かけても外国人観光客が沢山いるのですが、宗像大社では、ほとんどその姿を見かけませんでした。

2017年に世界文化遺産へと登録されているので、その価値は世界的にも知られているはずなのですが・・・。

福岡市からは少し距離があることに加えて、日本古来の神道や信仰などのテーマが、外国人観光客には少し馴染まないのかもしれませんね。

それに社殿の彩色なども地味めですし。

まあ、その分、落ち着いた雰囲気のなかでお参りが出来ました。

ここで、宗像大社辺津宮)の神域で撮った写真を幾つか紹介したいと思います。

最初は、境内にある末社を撮ったものです。小ぶりのお社が整然と並んでいました。寂びた風景ですが、これはこれで壮観な眺めです。

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次の写真は、宗像大社のご神木です。楢(なら)の木で、樹齢はおよそ550年とか。

老木ながらも大きく枝を張って、立派な立ち姿でした。

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参拝の順路を辿っていくと、神宝館へと出ました。

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沖ノ島では、4世紀後半から約550年に亘って祭祀が執り行われていました。

島への出入りが厳しく制限されてきたため、島内には貴重な神具などが沢山残されており、海の正倉院とも呼ばれています。

そして、この神宝館には、祭祀で使われた神具などの出土品約8万点が収蔵されているそう。それらは全て国宝に指定されています。

たまたま神宝館では、「沖ノ島国宝展×藤原新也展」が開催中だったので、見学して来ました。

特に写真家・藤原新也沖ノ島に上陸して撮った写真は、通常では入島出来ない島の様子がうかがえて興味深かったです。

この展覧会を見学できただけでも、ここまでやって来た甲斐がありました。

最後の写真は、神門前の狛犬の写真です。この迫力ある姿が、とても気に入りました。

うちのaiboソニーの犬型ロボット)の小太郎にも少しは見習わせたいものです。

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