観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

同志社の近代建築(京都まち歩き#14)

今回の京都行きでは、所用のため同志社大学に立ち寄りました。 京都の大学は、いかにも大学らしい落ち着いたキャンパスをもつところが多いですね。 同志社大学の今出川キャンパス(京都御所の北、旧薩摩藩邸跡)には、国の重要文化財が5つもあります。 これ…

糺の森と下鴨神社(京都まち歩き#13)

京都に行くと、たまに訪れるのが「糺の森(ただすのもり)」です。 高野川と賀茂川の合流する三角地帯にある原生林で、その面積はおよそ12万4千㎡(東京ドーム3個分)もあるとか。 この森は、下鴨神社(賀茂御祖神社)の境内にある社叢林ですね。 原生林な…

八坂の塔(京都まち歩き#12)

前回のブログに書いた ”石塀小路” から、さらに南へと少し下がったところにあるのが ”八坂の塔” です。 法観寺(臨済宗建仁寺派)五重塔で、室町幕府6代将軍・足利義教が1440年に再建したものとか。 今は国の重要文化財に指定されています。 その高さは46m…

石塀小路(京都まち歩き#11)

京都を訪れると、よく歩くのが八坂神社から高台寺あたりです。 四条河原町の繁華街からも近く、時間さえ選べば静かな散歩道となっています。 八坂神社から八坂の塔(法観寺)方面に歩いていくと、左手(東側)に石塀小路があります。 ここは大正時代に、貸家…

松坂屋・旧京都仕入店(京都まち歩き#10)

久しぶりのブログ更新となりました。 先週末の台風19号は、東日本に大変な被害をもたらしました。 被災された地域の皆さまには、心よりのお見舞いを申し上げます。 一方、ラグビーワールドカップでは日本がスコットランドに勝利、ベスト8進出を決めました。…

京町家「無名舎(吉田家住宅)」その2(京都まち歩き#9)

今回は、京町家の造りや雰囲気を実際に体験すべく訪れた「無名舎(吉田家住宅)」の続きとなります。 この建物の特徴は、典型的な「表屋造り」(おもてや・づくり)にあります。 「表屋造り」とは、店舗と住居の棟を分けて、あいだに中庭を設けた町家の造り…

京町家「無名舎(吉田家住宅)」(京都まち歩き#8)

京町家の造りや雰囲気などを実際に体験したくて、「無名舎(吉田家住宅)」へとやってきました。 ここは、内部を一般公開している京町家で、現在も住宅として使われています。 場所は、京呉服の問屋街「室町」の一角、新町通六角町にあります。 この建物は、…

京町家(京都まち歩き#7)

前回まで"京都と水"について綴ってきましたが、今回からは"京町家"です。 京都の街を歩いていると、昔ながらの町家建築(京町家)に出会います。 京町家といっても統一された定義はなく、京都市景観・まちづくりセンターによれば、次のような建物だそう…

京都ブランドと水(京都まち歩き#6)

これまで何回かにわたって、京都の水についてレポートしてきました。 三方を山で囲まれた京都盆地の地下には、琵琶湖の水量に匹敵するほどの地下水(211億トン)が眠るといわれています(楠見晴重関西大学教授の調査による。同教授は、これを ”京都水盆 ” と…

錦市場と錦天満宮(京都まち歩き#5)

四条大橋から鴨川を眺めたあとは、錦市場までやってきました。 錦市場と言えば、京都市民の台所として知られていますね。 場所は、京都の中心街・四条通の一本北、錦小路通にあります。 東西390mの両側に、約130店舗が軒を連ねる商店街。 京野菜、魚介など…

鴨川納涼床その2(京都まち歩き#4)

京都の鴨川納涼床(のうりょうゆか)の続きです。 最初に小ネタをひとつ。 鴨川の納涼床は「ゆか」と読みますが、洛北・貴船の納涼床は「川床」と書いて「かわどこ」と読みます。 また、鴨川は「ゆか料理」、対して貴船は「川床料理(かわどこ・りょうり)」…

鴨川納涼床(京都まち歩き#3)

写真は、京都の鴨川納涼床(のうりょうゆか)を撮ったものです。 京都の文化的基盤(ブランド力)を支える大きな要素が水ですね。 その水を活かした代表的な例が、この納涼床です。 今年はもう終わってしまいましたが、毎年5月から9月まで、鴨川西岸の店が…

加茂大橋からの眺め(京都まち歩き#2)

京都三名水のある梨木神社(前回のブログで紹介しました)を後にして、出町柳方面へと上ってきました。 鴨川に架かる加茂大橋から、北の方角を撮ったのが下の写真です。 正面が葵公園で、向かって右手が高野川、左手が賀茂川です。 ここで二つの河川が合流し…

京都三名水「染井の井戸」(京都まち歩き#1)

先の週末は、旅先で撮った写真の整理をしていました。 その際、まだブログの記事にしていない旅先(写真)が結構あったので、これから順次、紹介していきたいと思います。 ということで、今回から ”京都まち歩き” です。 京都には年に数回ほど訪れる機会があ…

八幡神社の秋祭り(東京・杉並区)

ラグビー・ワールドカップで、日本は強豪アイルランドに勝ちましたね。 日本は、素晴らしいゲーム運びでスキがなかったです。 学生時代からのラグビーファンとしては、まったく感無量の勝利でした。 本当に嬉しかったです。 さて、この週末は地元の八幡神社…

奥能登の里山風景(能登その12)

今回まで計12回に亘って、初秋の能登の旅を綴ってきました。 能登は、平成23年に「能登の里山里海」として我が国初の ”世界農業遺産” に認定されました。 今回、奥能登を中心にあちこち見て歩きましたが、これほど ”人の生業” と ”海、山” との距離が近いと…

能登国一宮「気多大社」(能登その11)

奥能登の輪島市から国道249号を南下して、「気多大社」(けた・たいしゃ)にお参りしてきました。 場所は、能登半島の付け根にある羽咋市(はくいし)寺家町にあります。 この神社は、能登国の一宮(いちのみや)ですね。 創建は古く、およそ2,100年前とも伝…

名刹「總持寺祖院」(能登その10)

奥能登には曹洞宗の大本山として栄えた「總持寺祖院」があると聞き、訪ねてきました。 場所は、輪島市門前町にあります。 写真は、山門を撮ったもの。 総ケヤキ造りの立派な山門で、昭和7(1932)年に再建されたものらしい。 この「總持寺祖院」は、もとも…

ボクシングの試合を見てきました

昨夜は、後楽園ホール(東京)で行われたボクシングの試合を観戦してきました。 ビジネススクール時代の友人に誘われたのですが、我が人生初の体験でした。 写真は、WBOアジアパシフィックスーパーフライ級王座決定戦です。 ボクシングは初めての観戦でした…

天領&船主集落の「黒島地区」(能登その9)

昨夜からラグビーのワールドカップが始まりましたね。 日本は初戦のロシアに順当勝ちで良かったです。 日本開催なので、少なくともベスト8までは行って欲しいと思います。 さて、能登の旅の続きです。 輪島で見たかったものに「黒島地区」の伝統的町並みが…

黄金色に染まった「白米千枚田」(能登その8)

今回、能登の旅で一番見たかったのが「白米千枚田」(しろよね・せんまいだ)です。 場所は、輪島市白米町の国道249号線と日本海に挟まれた崖地にあります。 これまで日本全国や東南アジアを旅するなかで、結構な数の棚田(千枚田)を見てきました。 棚田を…

勇壮な郷土芸能「御陣乗太鼓」(能登その7)

輪島(奥能登)では旅館に宿泊しました。 夕食は街なかで食べたかったので、朝食のみが付いたプランとしました。 最近は和風旅館でも、泊食分離のプランを選べるところが多くなってきましたね。 宿泊客が夕食を外で食べると、街の賑わいにつながるうえ、経済…

千年の歴史をもつ「輪島朝市」(能登その6)

久しぶりのブログ更新となりました。 先日の三連休は、家に籠って本を読んだり、調べ物をしたりと、ノンビリ過ごしていました。 先週初めの台風襲来で通勤に苦労したこともあって、せっかくの連休でしたが外出する気力が出ませんでした。 今週は4日間出勤す…

内浦沿いを走る「のと鉄道」(能登その5)

能登の原風景は、やはり ”里山と里海” にありますね。 とりわけ、”海” と ”人の生業・営み” との距離感が本当に近い。 このことは、能登に着いてあちこち見て歩くなかで、特に強く感じるようになりました。 写真は、七尾湾(内浦)沿いを走る「のと鉄道」を…

伝統的漁法の「ボラ待ちやぐら」(能登その4)

七尾湾沿いの国道249号線をクルマで走っていると、海のなかに丸太を組んだ櫓(やぐら)が見えました。 場所は、穴水町の根木あたり。 一体何だろうとネットで調べたところ、これは「ボラ待ちやぐら」らしい。 丸太を四角錐の形に組んで作った漁業用の櫓だと…

能登の親不知「曽々木海岸」 & 天然活魚「今新」でランチ(能登その3)

奥能登の「曽々木海岸」へとやってきました。 場所は、輪島市と珠洲市の境界近くにあります。 この海岸は、背後から岩倉山が迫っているうえ、日本海の荒波をまともに受けることから ”能登の親不知” と呼ばれるほどの難所として知られるところ。 そのシンボル…

奥能登の「揚げ浜式製塩」(能登その2)

奥能登では、 ”海” と ”人間の生業” との距離感が本当に近いと感じました。 海岸沿いをクルマで走っていると、見えてきたのが「揚げ浜式塩田」です。 ここは、仁江海岸(珠洲市)にある「道の駅 すず塩田村」。 製塩を行う ”塩浜” には「揚げ浜」と「入り浜…

奥能登の最先端、白亜の「禄剛崎灯台」(能登その1)

月曜日(9日未明)の台風は、関東直撃でしたね。 かなりの風雨で電車も止まってしまい、週明けの通勤は激混みのなかを大きく迂回するなど大変な目にあいました。 最近は、JRも私鉄も計画運休とかで、さっさと電車を止めてしまいます。 確かに、その方が次の…

知覧の茶畑(鹿児島・開聞岳周辺その9)

開聞岳から鹿児島空港へとクルマで向かっていると、こんな風景に出会いました。 場所は、知覧周辺でした。 これは、茶畑ですね。 鹿児島ならではの乗用茶摘機で、摘み取りを行なっていました。 綺麗に整備された茶畑と、茶摘機での作業を見ていると、時間が…

秀麗な山容の「開聞岳」(鹿児島・開聞岳周辺その8)

「開聞岳」は、薩摩半島の南端に位置する火山です。 稜線がなだらかに整った山の様子は、別名を「薩摩富士」と呼ばれるのも頷けますね。 「開聞岳」は、深田久弥の「日本百名山」の一つに選ばれています。 標高は924m。 「日本百名山」は、おおよそ1,500m…