観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

ベトナム

ホイアンまち歩き#20(観光振興のお手本)

今朝のシンガポールのビジネス街は、いつもより人が少ない印象でした。明日がナショナルデーでお休み。今日(月曜日)を休暇にして、4連休としたビジネスパーソンが多いのでしょう。 やや遅めの昼食にホーカーに出かけたら、早仕舞いの店もありました。シン…

ホイアンまち歩き#19(手仕事のまち)

旧市街を歩いていると洋服屋さんや刺繍製品、革製品の店などが目立ちます。 例えば洋服は、その場で採寸して翌日か翌々日にはホテルまで届けてくれるそう。 ここホイアンは「手仕事のまち」でもあります。 まちのあちこちに、工房や仕事場があって沢山の人た…

ホイアンまち歩き#18(ミーソン遺跡)

ホイアンの近郊にあるミーソン遺跡を訪ねました。 ここはチャンパ王国の聖地だった場所とか。いまでも8〜13世紀に建造された70棟を超える遺構が、下草に埋もれながらも残っています。 これらはレンガを積み重ねて造った建造物で、接着剤を使わず擦り合わせて…

ホイアンまち歩き#17(静かな喫茶店)

ここは本当に静かでした。 旧市街を歩き疲れて、たまたま入った喫茶店。聴覚に障害のある人たちが運営しています。 指差しで注文したベトナムコーヒーは、とても美味しかったです。 壁には"the beauty of silence" の文字がありました。 ここで流れる時間は…

ホイアンまち歩き#16(街角風景その2)

夜の旧市街を歩いていると、歩道一杯にたくさんの玩具を広げて売っていました。 どんなオモチャを売っているのか見たかったですが、時間がなく諦めました。 今でも少し残念です。

ホイアンまち歩き#15(街角風景)

旧市街では、いろいろなモノが売られています。 売り手の多くは女性です。働き者の女性が目立つのは南国の特徴ですね。 ある街角では、串に刺した焼肉を売っていました。 のどかですが、どこか郷愁を感じる風景でした。

ホイアンまち歩き#14(フォー)

ベトナムに来たら、やはり食べたいのがフォーですね。 宿泊したホテルの朝食会場で、フォーを作ってもらいました。 あっさり系の味付けで、何とも言えず美味しかったです。 朝から幸せな気分になりました。 泊まったホテルは、ホイアン・ヒストリック。中級…

ホイアンまち歩き#13(井戸のある風景)

ホイアンの旧市街を歩いていると、あちこちで井戸を見かけます。 見た感じでは、実際に使われている様子がありません。昔からのものが、そのまま残っているのでしょう。 今では使われない井戸も、ホイアンのまちの風景に溶け込んでいるようです。

ホイアンまち歩き#12(歌声)

ランタン祭の夜に旧市街を歩いていると歌声が聞こえてきました。 子供たちが小さな広場に集まって、大人のリードで歌っています。伴奏は二胡のようでした。 一ヶ所だけではなく、あちこちでやっているようです。 こちらはピアノの伴奏です。 その昔は、日本…

ホイアンまち歩き#11(バイン・ミー)

ベトナムで一番美味いバイン・ミーと評判の店「バイン・ミー・フーン」に出かけました。 バイン・ミーは、フランスパン(バゲット)に切り込みを入れ、そこに野菜や肉類を挟みこんだもの。切り込みにはバターやパテを塗り、出来上がりに魚醤を振りかけて味を…

ホイアンまち歩き#10(お洒落な雑貨店)

ホイアンの旧市街には、いろいろな商店が軒を連ねています。 なかでも、お洒落なのが雑貨や小物を売る店舗。店構えも、置いている商品もなかなか洗練されています。 上の写真は、SONG VIET というショップです。 雑貨や小物は女性向けが中心ですが、男の私か…

ホイアンまち歩き#9(クールジャパン・イン・ホイアン)

ホイアンの来遠橋(日本橋)の近くで、若い日本人男性から声を掛けられました。何かと思えば、簡単なアンケートに答えて欲しいとのこと。 日本の大学生で、観光客向けにジェラート(アイススィーツ)の販売を企画していて、味とか価格などについての市場調査…

ホイアンまち歩き#8(精霊流し)

毎月旧暦14日の満月の夜は、ランタン祭と併せて精霊流しが行われます。 日が暮れるとトゥボン川は、沢山の燈篭が流されて、ご覧のような幻想的な風景になります。 流し燈篭を売るのは、幼な子や老人が多かった。きっと、その方がよく売れるからでしょう。 ホ…

ホイアンまち歩き#7(ランタン祭)

ホイアンでは、毎月旧暦の14日(満月)の夜にランタン祭が行われます。 訪れた日がちょうど満月で、幸いにもランタン祭を見ることが出来ました。 夜になると旧市街の家々の灯りが最小限まで落とされて、軒下などのランタンが灯り始めます。 町全体が幻想的な…

ホイアンまち歩き#6(ホイアン市場)

訪れた町では、必ずといってよいくらい市場(いちば)を見学します。 そこには地域住民の日々の暮らしがあり、これまで営まれてきた生活文化や歴史、地場産業(特産物)などに触れることが出来るからです。 ホイアン市場は、トゥボン川沿いにありました。 建…

ホイアンまち歩き#5(名物料理)

ホイアンには名物の三大料理があります。それは「ホワイト・ローズ」と「カオ・ラウ」に「揚げワンタン」の3つです。 ランチは、「カオ・ラウ」が美味しいと評判の店「チュンバック」に行きました。この店は、築百年を超える建物を改装して営業しています。…

ホイアンまち歩き#4(日本橋)

ホイアンの町の中心には来遠橋(らいおんばし)があります。別名は日本橋。ベトナムの紙幣(2万ドン)に印刷されるほどで、ベトナムを代表する観光名所となっています。 1593年に造られた屋根付き橋で、当時、居住していた日本人によって架けられたものとか…

ホイアンまち歩き#3(歴史的町並み)

かねてから、古い町並みを見て歩くのが好きでした。 日本でも、国が選定した重伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)をあちこち訪ねては写真を撮っていました。 古い町並みには、その町の歴史や文化が宿っています。また、そこに住む人たちの日常生活の息…

ホイアンまち歩き#2(火炎樹の似合うまち)

ホイアンでは、5月頃から火炎樹(鳳凰木、ホアフォン)の花が咲き始めます。 原産地はアフリカで、フランス統治時代に持ち込まれて各地に植えられたものとか。 ベトナムの学校では卒業式や終業式が6月。このため、別れの花とも言われています。 当地の人たち…

ホイアンまち歩き#1(古い町並みを訪ねて)

ベトナム中部にあるホイアンを訪ねました。ダナン空港からは約30km、クルマに乗れば、およそ40分ほどでホイアンの町に着きます。 15〜19世紀にかけてアジアとヨーロッパの交易の中継基地として繁栄し、多くの日本人も住んでいたそう。 トゥボン川に沿って広…