観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

沖縄まち歩きNo.7(金城町石畳道)

週始めの月曜日でしたが、仕事は淡々と終わりました。

定期券の期限が間近だったので、帰りにターミナル駅で買おうとしたら沢山の人が並んでいました。

新年度で、定期券を新たに購入する人が多い様子。

朝の電車が混むはずです。


さて沖縄・首里のまち歩きの続きです。

写真は、金城町石畳道(坂道)を撮ったもの。 

 


ここは、首里城から南に少し入ったところにある石畳道(坂道)です。

もともと琉球王朝時代に、首里城から那覇方面への官道として整備したものとか。

真珠道と呼ばれ、かつては全長約10kmもあったそうです。

 


現在は、およそ300mが残るのみ。 

石畳は貴重な琉球石灰岩の平石を敷いたもので、周囲には当時の石垣が残っていたりします。

周辺には趣きのある家が多く、いろいろな花が咲いていて散策には打ってつけの古道ですね。

それに勾配があるので、眺めも良いです(日本の道100選の一つに選ばれています)。


 

私は沖縄に来ると必ずといってよいほど、この石畳道を訪れます。

余り観光客がいないのも好ましいし、昔ながらの琉球が今も残っているように感じます。

すこし下ったところに紅型の工房があって、覗くのも楽しい。

なお、2001年に放映されたNHK朝の連ドラ「ちゅらさん」の古波蔵家のロケが、坂道に面した民家で行われました。

この石畳道や周辺環境は、後世まで残していって欲しい沖縄の大きな財産です。

                                     (沖縄の項、続く)