今日の東京は、暖かな陽気でした。
震災後の原発問題が尾を引いているためか、どこも人出が少ないですね。
はやく落ち着いてくれると良いのですが・・・。
写真は、首里金城の大アカギです。 場所は、昨日書いた金城町石畳道から少し脇に入ったところ。
私は、この大アカギに会いに幾度となく首里に通いました。
昔から巨樹・巨木が好きで、あちこち見て歩いていますが、この大アカギは周辺の神聖な雰囲気もあって一番気に入っています。
この場所は、内金城嶽(うちかなぐすくたき)という御嶽(うたき)になります。
御嶽は、琉球における聖地ですね。
御嶽内には6本の大アカギが自生しています。
推定樹齢は200〜300年。 樹高は約20mあります。
第二次大戦までは、首里城内外に沢山の巨木があったのですが、戦災でここだけになったそう。
上の写真にあるように、大アカギの前は拝所になっています。
幾度か、女性がお参りしている場面に遭遇したことがあります。
神々との交流を見ているようで、なかなか神秘的でした。
下の写真は、6本のアカギのなかで、最も大きなもの。
生命力が感じられる大木で、触れると元気がもらえるように感じます。
なお、これらの木々は国の天然記念物に指定されています。
1年に一度は会いに行きたい木々です。
(沖縄の項、続く)