観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

沖縄まち歩きNo.9(玉陵)

曇り空の東京ですが、だいぶん暖かくなってきました。

桜も、そろそろ見頃のようです。

今、震災後の復興のあり方について、地域ブランドの視点から何か提言できないか考えています。

なかなか難しい課題ですが、まとまったらどこかに発表したいと思っています。

それにしても、しばらく自粛気味だった消費行動に、早く動きが出てきて欲しいものです。


さて、写真は沖縄・首里にある玉陵(たまうどぅん)です。


琉球王朝第2尚氏王統にかかる歴代国王の陵墓ですね。

1501年に築かれたもので、現在は世界文化遺産に指定されています。

切石積みの家型をしており、琉球特有の破風墓と呼ばれています。

建物は、中室、東室、西室の3室に分かれ、それぞれの屋根にシーサー(魔除け)が飾ってあります。

第二次大戦で大きな被害を受けましたが、戦後に大部分が復元されました。


首里には過去何度も通っていますが、なぜか玉陵を訪れたことがなく今回が初めてでした。

規模も大きくて、大変興味深かったです。

沖縄の文化的背景を知るうえで、必須のスポットだと思います。

入場料は資料館も含めて大人200円。 しかし、ある本によれば、敷地内にある拝所から地元の人たちが参拝する場合には無料だそう。

沖縄の神域が、従来からフリーだったことを考えると、当然の措置だと思います。

                                      (沖縄の項、続く)