昨夜(4月7日)、今年2月に出版した『地域ブランドと魅力あるまちづくり』のセミナーで講演をしました。
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2502-6.htm
出版元の学芸出版社の企画になるもので、3月の京都セミナーに続き2回目の開催です。
場所は、東京・上野公園と東京芸大にほど近い上野桜木にある「市田邸」。
明治40年に布問屋が建てた古民家です。
担当編集者の前田さんお薦めで、その座敷を会場に使わせて頂きました。
http://taireki.com/ichidatei/index.html
古民家で講演するのは初めての経験で、座敷に坐った聴衆を前に約2時間ほどの講演。
内容はともかく、正座しての講演はなかなか新鮮でした。
緊張していたせいか、足のしびれもさほどなかったです。
聴衆も、足のしびれを我慢しながら熱心に聴いて頂いてとても有難かったです。
この「市田邸」(築100年の古民家)は、現在「NPO法人たいとう歴史文化研究会」が保全・活用しています。
セミナー会場に貸し出したり、お茶の会に使ったりと様々な用途で使われているそう。
なかには、ここで結婚披露宴を行った人もいるとか。
現在、2人の学生さんが住みこんで管理にあたっている(家賃も払っている)そうで、今はやりのシェアハウスに近い使われ方もしています。
セミナーが終わったあと、学芸出版社の前田さん、会場を貸して頂いたNPO法人の中村さん、田中さんと近くの「カヤバ珈琲」に出かけました。
http://taireki.com/kayaba/index.html
ここもNPO法人が保全・活用しており、なかなか素敵な店でした。 大正5年建築の町家を改装したものとか。
このあたりには古民家がまだ多く残っているようで、活用しながら保全していく仕組みとしてとても興味深かったです。
近いうちに、また出かけて、いろいろお話を伺いたいと思っています。