ここ数日、暖かな日が続いたせいか、桜が満開ですね。
今日は東京知事選ですが、震災の影響で盛り上がりに欠けています。
非常時に、平常時の判断をすることの難しさについて考えさせられますね。
早く原発問題が落ち着いてくれると良いのですが・・・。
沖縄まち歩きの続きです。
壺屋やちむん通りには、かつて使われていた登り窯が今も残っています。
写真は「南窯」(ふぇーぬかま)です。
写真では、やや分かりにくいですが、樹木の隣に屋根をかぶった登り窯があります。
ここでは、釉薬を使わない荒焼(アラヤチ)が焼かれていたとか。
長らく使われていないせいか、窯の上部が落ちてしまった個所もあります。
周辺の樹木の下には、かつて焼かれた焼物の破片が残されています。
全体に傷んでいますが、雰囲気と風情がある景観です。
このような文化遺産は、何とか後世へと受け継いでいって欲しいですね。
現在は、壺屋焼を使った喫茶店になっています。
壺屋地区の焼物や焼物街を、どのように保全し振興していくか、本気で取り組まないと手遅れになる気がしてなりません。
(沖縄の項、続く)