観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

沖縄まち歩きNo.15(ゆいレール&壺川駅前弁当)

今日の東京は、気温が上がり過ごしやすい天候となりました。

昼前に地震があり、やや落ち着かない土曜日です。

このところ外国人観光客が大幅に減少したとか、行楽地の人出が少ないとかの報道が相次いでいます。

観光業は、総じてイベントリスクに弱い体質ではありますが、何とかここは踏ん張って、次の展開に備えたいものです。


さて、沖縄まち歩きの続きです。

那覇にモノレールが開通したのは2003年。 名前は「ゆいレール」です。


2両編成のモノレールが、那覇空港駅から首里駅まで15駅・13kmを約30分で結んでいます。

ゆいレール」は、琉球言葉の「ゆいまーる」から採ったもの。 「ゆい」は「結い」のことで、集落や自治単位の協働作業制度を指しています。 「まーる」は「順番」の意味で、相互扶助を表したもの。

日本では古くから農村の農作業や屋根葺きなどが「結い」で行われてきました。 

そこから名付けた、とても良いネーミングですね。

その昔、那覇に滞在していて首里に行こうとしても道路渋滞で大変でした。 かつてタクシーに、首里までと言ったら断られた経験すらあります(かなり昔の話です)。

モノレールが開通したおかげで、空港から那覇市内、さらに首里まで、あっという間に行けるようになりました。

私がいつも使うのは、1日、2日、3日などのフリー乗車券。 これは、最初に乗った時刻から24時間(1日券)有効というお得な切符です。

これで那覇首里のまち歩きを楽しむことにしています。

下の写真は「海人がつくる壺川駅前弁当」。


「日本最南端の駅弁」というキャッチフレーズで売っています。

但し、モノレール壺川駅構内ではなく、同駅から少し離れた那覇市沿岸漁協の直売店で購入できます。

それで、駅弁ではなく駅前弁当というネーミングとなっています。

毎年2月、大規模に行われる京王百貨店(東京・新宿)の駅弁大会にも出場したことがありますね。

珍しいので、那覇に行かれたら食べてみてください。

                                           (沖縄の項、続く)