昨夜からの花冷えが続き、今朝は気温が低い東京です。
今日の新聞に、「入谷朝顔市」(東京・台東区)の中止報道がありました。
「朝顔市」は、東京下町の夏の風物詩ですね。
例年30万人以上が訪れるイベントですが、震災や電力不安もあって今年は取りやめるそう。
こうした催しが自粛されるのは、全く残念ですね。 消費の落ち込みが景気に与える影響も心配されます。
さて、近江まち歩きの続きです。
滋賀県にある琵琶湖の東岸に位置する近江八幡市は、近江商人発祥の地として知られています。
そこに八幡堀があります。
1585年に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡城を築いた際に、軍事目的で掘削したもの。
また、琵琶湖の水運(物流)にも大いに活用され、近江八幡の商業都市としての隆盛をもたらしました。
現在の八幡堀は、地域住民の保存運動で埋め立てを免れたもの。
1970年代に全面浚渫され、昔の姿に蘇りました。
この八幡堀は、近江八幡の市民にとっての貴重な歴史・文化遺産。
この景観を眺めていると、心が癒されるように感じます。
奇跡的に保存されましたが、これからも大事に未来へと繋いでいって欲しい宝物です。