連休の谷間の出勤日。 朝の通勤電車は、普通の日と変わらない混雑でした。
今読んでいる本は、司馬遼太郎の『街道をゆく−台湾紀行』(朝日文芸文庫)。 たまたま自宅の書棚を見ていて気になり、読み返しています。
司馬遼太郎の独特の歴史感や固有の文化への造詣の深さには、いつも舌を巻きます。
私が好きな台湾についても、読み返すたびに新鮮さを感じます。 この蘊蓄(うんちく)てんこ盛りの記述手法を、少しでも真似て文章を書いてみたいものです。
さて、久しぶりに近江まち歩きの続きです。
写真は近江八幡市の日牟禮八幡宮。 近江商人の厚い信仰を集める神社ですね。
社地は、近隣の歴史的町並みとともに国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています(以前に書いた通りです)。
また、下の写真は日牟禮八幡宮の近くにある「たねや」を撮ったもの。
もともと1872年創業になる和菓子店ですが、ヴォーリズの勧めで洋菓子にも進出し、今では滋賀県を代表する菓子業者となりました。
私もよく利用しますが、日本の文化性や近江八幡の地域性を大切にする姿勢は、地元の集客や観光にとって大きな財産となっていると思います。