観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

近江まち歩きNo.11(追記:三井寺)

今週の東京は天気の良くない日が続いています。 今朝も、どんよりとした曇り空です。


いま読んでいる本は、司馬遼太郎街道をゆく耽羅紀行』(朝日文庫)。

先日、たまたま読み返した『街道をゆく−台湾紀行』が面白かったので、次にこの本を読んでいます。

耽羅は、韓国南端にある済州島(チェジュド)の古名ですね。

かつて流罪の地であった済州島は、三多(風、石、女性が多い)と三無(乞食、盗人、門が無い)を特徴とすると筆者は言います。

いつもの如く、溢れる知識・蘊蓄等を総動員して済州島を巡る司馬の旅は、とても面白く興味深いものです。

しばらく、通勤電車で楽しめそうですね。


さて、今回の写真は三井寺滋賀県大津市)です。

 


今回の旅では大津市内に泊まり、三井寺には早朝に訪れました。 

三井寺園城寺)は天台寺門宗の総本山で、天台宗密教修験道という教義をもっています。

広大な寺域をもち、散歩には打ってつけ。

近江八景の「三井の晩鐘」が有名で、わが国の三銘鐘(他は宇治平等院、高尾神護寺)の一つに数えらています。