観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

佐賀焼き物散歩No.15(有田陶磁の里プラザ)

佐賀県今朝の東京は雨模様。 梅雨らしい天気となりました。

土曜日ですが、朝から仕事場に来ています。 

拙著の版元・学芸出版社の編集者から連絡があって、3.11の震災関連の緊急インタビューを本にしたいとのこと。
 http://www.gakugei-pub.jp/higasi/i006sasa.htm

何十人ものインタビューを行った記事を、編集して出版する由。 

今、東北の復興はやや足踏み状態のように感じられます。 この本が、少しでも多くの人たちの目に触れて参考にしてもらえると嬉しいですね。 


さて、佐賀焼き物散歩も今回で終わりとなります。

有田の内山地区、源右衛門窯、柿右衛門窯などを覗いたあと立ち寄ったのが有田陶磁の里プラザ。

有田焼卸団地の別名で、有田焼を扱う24軒の店が入居しています。

日用品から高級陶磁器、美術品などまで色々な陶磁器が集まっていて、見て歩くだけでも楽しいですね。


卸団地ですが、ごく普通に買い物ができます。

値段も手ごろなものもあって、ここなら私でも気に入った陶磁器が買えそうです。

近代的な卸団地で、やや風情には欠けますが、実質的な買い物場所としてお薦めです。


今回久しぶりに伊万里や波佐見、有田などを訪れましたが、気になったのは旅行者の姿が思った以上に少なかったこと。

焼き物は、一定のファン層はいるのでしょうが、それをいかに拡大して焼き物の里にヒトを惹きつけていくか、大きな課題があるように感じました。

でも、地域資源や素材には非常に恵まれたところなので、企画次第かなという印象です。 

一度、地元の人たちと意見交換してみたいものです。