観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

庄内地方見て歩きNo.23(旧割烹小幡・酒田市)

今日の東京は、午前中よく晴れていましたが、午後になって曇ってきました。

台風の影響でしょうか、なかなかすっきりした天気に戻りません。

今日は一日、家に籠っていました。

9月に札幌で開催される地域再生セミナーの基調講演レジュメ作り。

事例を沢山話して欲しいとの主催者の要請で、いろいろと下調べをしていました。


さて、庄内地方見て歩きの続きです。

写真は、映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督、2008年公開、第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品)でロケに使われた旧割烹小幡です。

場所は、酒田の日和山公園に向かう坂道にあります。


映画では「旅のお手伝い NKエージェント」の社屋という設定で使われました。

建物は、昭和元年頃の建築で、後ろの和風建物と前の洋風3階建て建物がつながった面白い造りとなっています。

内部は公開されていて、観光客がかなり見学に訪れていました。

下の写真は、洋風建物の1階部分です。 映画では事務所として撮影されていたところ。


昔は、ダンスホールとしても使われていたとか。

歴史や文化性を感じさせる、なかなか魅力ある建物です。

酒田の文化遺産として、何とか保全・活用をしていって欲しいですね。

                        (庄内の項、あと少し続く)