観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

明治神宮(東京・原宿)

はやいもので、今日から9月(長月)ですね。

ここ数日、東京は近づく台風の影響からか、いまひとつの天気が続いています。

来週、札幌で行う地域再生セミナーの基調講演の準備などで、やや落ち着かない毎日です。


このブログで前回まで書いてきた「スーパーよさこい」は、明治神宮(東京・原宿)などが会場でした。

そこで、「スーパーよさこい」を観たあと明治神宮を参拝してきました。

70万㎡の社地は鬱蒼とした森となっていて、玉砂利の参道はとても気持ちが良い。

この地は、江戸期に彦根藩井伊氏の下屋敷があったところ。

一方、この森は明治神宮の建立(1920年鎮座式)にあたって、全国からの献木12万本を植生遷移を想定して計画的に植樹したものらしい。

100年後に広葉樹を中心とした極相林になるという植栽計画であるとか(人工的な手入れをしなくても、森として再生可能な状態を言うそうです)。

写真は、社殿の前にある二本のクスノキ。

神宮が完成した際に植えられたご神木です。


明治神宮は今や、初詣の参拝客数が全国一(約300万人)となっています。

訪れた際も、外国人客を含めて沢山の人たちが参拝に来ていました。

それも、きっと、この森に囲まれた素晴らしい環境が大きな誘因となっているのだと思います。