観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

十勝地方見て歩きNo.2(真鍋庭園・帯広市)

久し振りのブログ更新です。

木曜日(8日)と金曜日(9日)の二日間、札幌に行っていました。

目的は、ふるさと財団主催の地域再生セミナー(北海道庁共催)での基調講演と座談会でした。http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/saiseiseminar.htm

講演のテーマは「地域資源を活用した地域再生戦略」。

各地の事例を基に、地域の統合ブランド化の必要性について話してきました。

時間の制約等もあって聴衆の皆さん(自治体関係者が大半)に、十分に理解して頂けたかどうか・・・。

講演のあとは、いつもこのことが気になります。

でも久し振りに札幌のまちを歩いて、気分がリフレッシュできました。

どうやら今年は北海道に縁があるのか、出かける機会も多いですね(11月も北海道で講演の予定です)。


さて、十勝地方見て歩きの続きです。

豪雨の上士幌町から帯広に戻ると、雨は小雨となりました。

そこで以前から見学したかった真鍋庭園(帯広市)を訪ねました。

十勝から富良野旭川にかけて北海道を代表する美しいガーデンが集まっています。

いま、それら7つのガーデンを結んで「北海道ガーデン街道」(全長200km)として売り出しているところです。

そのなかの一つが、真鍋庭園。


1966年から整備・拡張を続けてきた庭園で、日本初のコニファー(針葉樹)ガーデンとして知られています。

広さは2万4千坪と、とてつもなく広い(日本一とか)。

日本庭園、西洋風庭園、風景式庭園で構成され、3つのコースを選んで回遊しながら見学できます。

下の写真は、赤屋根の家で、昭和52年に当時のご当主が住居用に建てたものとか。


木造で、オーストリアのチロルハウスをモチーフとしたもの。

コニファー(針葉樹)とよく似合って、広大な庭園のアクセントになっています。

大雨の影響で、見学できるコースが限られていましたが、とても素敵で一見の価値のある庭園でした。



                               (十勝の項、続く)