観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

十勝地方見て歩きNo.7(北の屋台・帯広市)

昨日の東京は、台風の影響で夕方から風雨が強まりました。

電車など交通機関にも、かなりの影響があって帰宅するのも大変でした。

それにしても今年は、災害が多い年です。

これが旅行などの消費動向に、どう影響していくか、仕事がら注意深く観察しているところです。


さて、十勝地方見て歩きの続きです。

帯広で夕方になって、食事のため出向いたのが「北の屋台」。


「北の屋台」は、帯広の中心部にあって、元駐車場用地を活用した常設の屋台村です。

屋台といえば、通常は仮設型(移動を前提、博多など)を思い浮かべます。

しかし、帯広の「北の屋台」は、上下水道・電気・ガス完備の固定式厨房を備えた常設型としたのが特徴。

これにより道路交通法食品衛生法等の諸規制をクリアし、多彩なメニューを提供できるようにしています。

屋台の数は、約20軒。 一つの店舗面積は約3坪と狭く、客席数は10席ほど。

屋台の料理には、それぞれ特徴があって、しかも店主と客、客同士の会話がはずむように設計されています。


私は帯広に行くたびに、この「北の屋台」を訪れます。

地産地消だけに食材は新鮮で美味い、しかも店主や地元のヒトたちとすぐ打ち解けられる。

これは、旅行者にとって、なかなか優れモノの施設&仕組みです。

下の写真は「北の屋台」のシンボル像である「いきぬきん」を撮ったもの。


次回は、屋台村の料理などを紹介しましょう。

                     (「北の屋台」続く)