観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

高岡・富山まち歩きNo.5(万葉線・高岡軌道線)

久しぶりのブログ更新となりました。

酒専門誌へ寄稿する産地ブランドの原稿書きや、来週の北海道帯広市での講演準備、神奈川県の大学での講義の準備など、このところ時間に追われて余裕のない生活を送っています。

取材したかった横浜トリエンナーレ2011やB級グルメの祭典B-1グランプリin姫路も、どうやら行けそうもない。 とても残念です。


さて、富山県は高岡のまち歩きを続けます。

写真は、JR高岡駅前で撮った万葉線路面電車です。


2004年に導入された新型の低床車両で、2両連結で走っています。

電車の名前はアイトラムとか。 なかなかスマートなデザインです。

万葉線は、かつて加越能鉄道が運営していましたが、経営不振で3セクの万葉線㈱に営業譲渡されました。

この路面電車は、万葉線・高岡軌道線といって、高岡駅前から六渡寺駅まで走っています。

万葉線の名は、万葉集を編んだ大伴家持越中国守として高岡に来ていたことから命名したものとか。


下の写真は、ネコ電車を撮ったもの。


正面がネコ、側面に十二支の絵が描いてあります。

なかなか味のあるデザインですね。

路面電車が走るまちは、利便性の良さに加えて、まちの景観にアクセントができて、とてもいいですね。

経営は大変でしょうが、是非、これからも運営を続けていって欲しいものです。

                                     (高岡の項、続く)