かねてから、古い町並みを見て歩くのが好きでした。
日本でも、国が選定した重伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)をあちこち訪ねては写真を撮っていました。
古い町並みには、その町の歴史や文化が宿っています。また、そこに住む人たちの日常生活の息吹を感じとることが出来ます。
ホイアンの町並みは、ひと目みただけで気に入りました。
低い家並みが連坦して、色調は主に黄色。一軒ごとの間口は総じて狭く、奥行きが深い。
クーラーは、ほとんど使われておらず、窓や扉を開け開放感がある。家の前で住民が涼んでいる。
沢山の商店が営業していて、寂れた様子がない。
これは、まるで昭和の中頃(私の子供時代)の日本の町のようです。
観光客は多いけれど、それだけではなく、地元の人たちの生活がしっかりと息づいています。
久しぶりに良い町と出会えました。