Telok Ayer ストリートに今年1月開業したシンガポール・オルゴール博物館を訪ねました。
場所はシアン・ホッケン寺院の左隣、三重塔(パゴダ)がある敷地内にあります。
日本人が創設した博物館で、100年以上前に製作された貴重なオルゴールなど約200点が収蔵されています。
たまたま日本から担当の女性が来ていたので、実際に曲を聴きながら案内してもらえました。
これは豪華客船タイタニック号に乗るはずだったという大型のオルゴールです。
いろいろな楽器の音を再現する工夫が面白かったです。
一方、小型のオルゴールもあります。小型でも結構大きくて良い音が出ました。
かつて英国統治下にあったシンガポールは、時計の輸入やメインテナンスが盛んでした。時計で培った技術を活用して、シンガポールでもオルゴールが作られるようになったとか。
これがシンガポール製のオルゴールです。オルゴールとは思えないような形をしていますね。
これが縁となって、シンガポールに博物館が出来たそう。
博物館をつくる背景には、想像も出来ないようなストーリーがあって驚きました。ここはお薦めです。
なお入場料は、絵葉書付きで12S$でした。