シンガポールは雨季に入ったせいか、このところよく雨が降っています。今朝も曇り模様で、やや鬱陶しい毎日ですね。
さて、ジュロン・バード・パークの訪問記も今回(その6)でお仕舞いです。
このパークでは、これまで紹介してきた他にも沢山の鳥が飼われていました。
なかなか愛嬌があるのがペリカン。今回は見逃しましたが、毎日1回の餌やりは見ものらしい。
アジアの鳥類を集めた鳥舎では、オシドリがいました。その昔、日本の50円切手でもお馴染みでしたね。
この他、こんな鳥も(残念ながら名前を知りません)。
このバード・パークの最大の売りは、このようにごく間近に、手の届く距離で沢山の鳥たちを観察出来ることです。
シンガポールでは、この他にも動物園やリバー・サファリ、ナイト・サファリなど、定評があり人気の高い施設が揃っています。しかも、このバード・パークは2023年を目途に、動物園などが立地する Mandai area に移転する計画とか。
これらの施設を同じエリアに集中させることで、さらなる相乗効果を狙っているのでしょう。
シンガポールには年間1,186万人(2014年、世界25位、アジア8位)の外国人旅行者が訪れています。ちなみに日本は1,341万人(2014年、世界22位、アジア7位)でした。
面積が東京23区(または淡路島)並の小さな島国シンガポールに、多様で多くの旅行者を迎えるには、こうした戦略的なエンターテイメント施設の展開が必要不可欠なのでしょう。
今年(2016年)の外国人旅行者数が初めて2,000万人を突破し、観光大国を目指す日本にとっても、シンガポールの施策は参考となるところが大きいと思います。