マラッカ名物と言えば、まずコテコテに装飾された＂トライショー＂を思い起こす人が多いですね。写真は、オランダ広場での客待ち風景です。かなりの数が並んでいました。
＂トライショー＂とは、サイドカーが付いた自転車のこと。＂リキシャ＂とか＂ベチャ＂とも呼ばれます。人力で動く究極のエコタクシーですね。
ペナン（マレーシア）やシンガポールにもありますが、装飾のコテコテ度ではマラッカが群を抜いています。それも、キティやアナ雪、ドラえもんなど人気のキャラクターが中心。
客を乗せると、スピーカーから大音量で音楽を流しながら走ります。競うように走る勇姿は、一度見たら忘れられないですね。
夜には、華やかに電飾されて、これはこれで一幅の絵になっています。乗っている家族も満足そうです。
マラッカの旧市街は、それほど広くないので徒歩や＂トライショー＂による観光が基本となります。
街の賑わい創出や地域観光活性化の一手段として、＂トライショー＂が担っている役割は、それなりに大きいようです。日本でも観光地で走っている＂人力車＂が同じような効果を生んでいますね。
一方、マラッカでは観光馬車も走っていました。ごく普通の馬車を見て、なんだかホッとした自分がいました。
