観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#244(アン・シアン・ヒル辺り、夕方19時過ぎ)

昨日の夕方、一時帰国していた東京から戻ってきました。常夏のシンガポールでは、心身がリラックスして伸び伸びするように感じますね。自分には南国の風土と気候が合っているようです。

さて、シンガポール街歩きの続きです。

チャイナタウンにある"アン・シアン・ヒル(Ann Siang Hill)" を夕暮れどきに歩きました。

小高い丘に登ると、ビジネス街を眺めることが出来ます。 写真の真ん中にある大きなビルは"CapitaGreen"ですね。日本人建築家の伊東豊雄が設計したオフィスビルで、外装の55%を緑化したことで話題となりました(地上40階建て、2014年竣工)。

その左隣、細めの高層オフィスビルが、”リパブリック・プラザ”です。こちらは黒川紀章の設計で、66階建て、1995年に完成しました。このようにシンガポールには、日本人建築家の設計になる建物が沢山あります。何だか嬉しくなりますね。

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"アン・シアン・ヒル(安祥山)"の周辺は、かつてナツメグクローブが栽培されていました。その後、裕福な華人の居住地となり、商業やコミュニティー活動の中心として賑わってきました。その歴史的な流れから、現在も、この辺りには華人の郷土会館が多く建っています。近くの街路である"クラブ・ストリート(Club St.)"の名前も、ここから出ているとか。

"アン・シアン・ヒル"をチャイナタウン側へと下ると、次の写真のような景観が現れます。

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ここは"クラブ・ストリート"が"アン・シアン・ロード"へと繋がるあたり。沢山のバーやレストランなどが軒を連ねています。

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なかなか洒落た雰囲気の街並みが続きます。

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映画のロケにでも使えそうな、とても素敵な景観です。

訪れたのが平日の夕暮れどきで、さほどの人出ではなかったです。それが週末ともなると、とびきり沢山の人が集まってくるそう。次は、この辺りが歩行者天国となる週末に来てみたいと思います。

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