観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#246(パシール・リス・パークでウォーキング、その2)

今回は「パシール・リス・パークでウォーキング」の続編です。

この公園の売りは、ウォーターフロントでのBBQや釣り、サイクリングなどですね。でも今回、この公園を訪れて一番面白いと思ったのは、マングローブとそれを巡る木道でした。写真で見るとこんな感じです。

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マングローブの森のなかを、木道があちこちに延びています。この木道を辿ると、河口に出ました。ここは、海がすぐ間近に迫る場所です。

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ここでは、河口付近の自然(マングローブや森に住む鳥、魚など)を観察できます。

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マングローブとは、汽水域(淡水と塩水が混ざる水域)の塩性湿地で成長する森林のこと。植生としては、ヒルギなどの樹木ですね。日本では、鹿児島県と沖縄県だけで見ることができます。マングローブの植生は、こんな感じです。

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ヤシの実(?)から芽が出ている様子も、手に取るように観察出来ます。

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マングローブを抜けると、森の様子を観察するための塔がありました。そこそこの高さがあるので、樹冠などを見ることができます。

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樹木の下には、名前は分かりませんが、綺麗な花が落ちていました。

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この公園、海を見たり、マングローブを歩いたり、緑陰で休んだりと結構楽しめました。訪れる人も少な目で、のんびり過ごすにはとても良いですね。お勧めの公園です。


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