観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#251(夕暮れどきのエメラルド・ヒル、プラナカンの街並み)

昨日のシンガポールは、昼頃からずっとカミナリが鳴っていました。雨も少し降ったりで、やや落ち着かない一日でした。カミナリはシンガポールの名物。こればかりは慣れるしか仕方ないですね。

さて、今回も「シンガポール街歩き」の続きです。

最近、エメラルド・ヒルをよく散歩します。先日も夕暮れ時のプラナカン建築を見ようと出かけてきました。場所は、MRTサマセット駅のすぐ近く。オーチャード通りを、ほんの少し入ったところにあります。

プラナカン建築は、ショップハウスと言われるように、1階が店舗、2階が住居として建てられたものが多いです。間口が狭く、奥行きが深いのがその特徴ですね。

一方、ここエメラルド・ヒルでは家全体を住居としたテラスハウスが連担して建ち並んでいます。写真は、黄昏れ時の19時頃に撮ったもの。灯が点いた様子は、昼間とはまた異なった美しさがありました。

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次第に夕闇が濃くなると、こんな感じへと変わっていきます。

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プラナカン建築と言えば、イースト・コーストにあるカトンなどが有名ですが、エメラルド・ヒルの建築群もなかなかのもの。なかには、よく手入れされた3階建の邸宅もあります。

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プラナカン建築の特徴の一つが、パステルカラーで彩られた外観ですね。でも夕暮れ時には、光の加減でそれとは異なった色調が見られます。

黄昏れ時のエメラルド・ヒルは、昼間とは一味も二味も違った街並みの美しさを体感できます。ぜひ一度、夕暮れに合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。

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