観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#264(サンダース・ロードのプラナカン建築群)

このところ急に暑さが増したように感じるシンガポールです。乾季に入って、日射しがきつくなったせいでしょうか。常夏の国での街歩きは、結構、消耗しますね。

暑い日中を避けて、夕暮れ時に家の近くを散歩しました。出かけたのは、サンダース・ロード(Saunders Road)。MRTサマセット駅のすぐ近く、オーチャード通りを少し入ったところにあります。

ここにあるのは、プラナカン建築の街並みです。

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シンガポールに来てから、カトンをはじめ、あちこちのプラナカン建築を見て歩いています。

プラナカン建築は、ショップハウスと言われるように、1階が店舗、2階が住居として建てられたものが多いです。間口が狭く、奥行きが深い造りが特徴ですね。

一方、住宅街では家全体を住居として造られたプラナカン建築が多くあります。これらは、テラスハウスと呼ばれるようです。

今回訪れたサンダース・ロードには、何軒ものテラスハウスが連担して建っていました。なかなか壮観な眺めです。

現に住居として使われている家が多く、それらの前庭には綺麗な花が咲いていました。

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住みやすいように改造された家もあるようでした。プラナカン建築と言えば、パステルカラーにマジョリカ・タイルが定番ですが、サンダース・ロードは白が基調です。

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それにしても、プラナカン建築を見ていると飽きないですね。一度は実際に住んでみたいものです。サンダース・ロードは、以前に紹介したエメラルド・ヒルの1ブロック隣なので、一緒に見学されることをお勧めします。


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