JR新宿駅(東京)から"特急あずさ"に乗って信州・松本(長野県)に行って来ました。松本を訪れるのは本当に久しぶり。街の記憶もほとんど残っていないので、今回は、あちこち見学しながら歩いて来ました。
松本は松本藩歴代6家の藩主(23人とか)が治めた城下町ですね。その城は、戦国時代末期の1593〜94年に石川数正・康長父子が建てたもので、城郭建築の傑作と言われています。
訪れた日は快晴でした。松本城は、均整がとれた姿で端然とお堀に浮かんでいました。さすが国宝の風格と美しさがありますね。
ちなみに、日本には国宝の城【天守】が5つ(姫路城、彦根城、犬山城、松江城、松本城)あります。
いずれも素晴らしい建築ですが、訪れた経験からすると、どこも階段が狭く急な造りなので、なるべく足腰が達者なうちに訪れた方が良いようです。
歳を喰った私には、今回の天守閣までの上り下りが、かなり辛かったです。情けないことに、地上に降り立ったら膝がガクガクでした。
天守閣の上からの眺めは、とても良かったです。北アルプスの山々が一望出来ました。
天守閣から下りて、お堀の周りを歩いていたら、芝生の上にウサギがいました。
鎖に繋がれて、ちと不満そうな様子が何とも可愛いかったです。ウサギの散歩ですかね。何匹かいて、修学旅行生などが抱いたりしていました。
お城とウサギのコラボ、何とも言えず微笑ましかったです。ウサギにとっては、かなり迷惑かもしれませんが・・・。
久しぶりに訪れた松本城。とても優美な佇まいで、訪れた甲斐がありました。
以下、覚え書きです。
日本には5つの国宝の城【天守】がありますが、他に重要文化財に指定されている城【天守】が7つあります。①弘前城(青森県)、②丸岡城(福井県)、③備中松山城(岡山県)、④丸亀城(香川県)、⑤松山城(愛媛県)、⑥宇和島城(愛媛県)、⑦高知城(高知県)。
ここまで書いて、丸岡城には行っていないことに気付きました。これは何としても訪れなければ、と思った次第です。 (松本(信州)街歩き、続く)