昨夜は東京・神宮前のホテル(TRUNK)で行われた"豊岡エキシビション2017"に出席しました。
これは兵庫県豊岡市が毎年、東京で開催しているイベントですね。私は、今回初めて参加させて頂きました。
豊岡市はコウノトリとの共生を掲げた自治体として知られています。
コウノトリの餌場を確保するために、コメ作りで無・減農薬化や冬期湛水などを推進("コウノトリ育む農法")。今では"コウノトリ育むお米"のブランド名で大々的に売り出しています。
私がシンガポールに住んでいた頃、クラークキーにある明治屋(スーパー)でコウノトリ米の海外拡販に来星されたJA但馬の担当者と知り合いました。
以前に拙著(『地域ブランドと魅力あるまちづくり』)でコウノトリ米のブランディングを取り上げたこともあり、シンガポールでも喜んで"コウノトリ育むお米"を購入させて頂きました。
今回参加したエキシビションは、本当に盛会でした。とりわけ中貝市長のプレゼンは、分かり易くて、とても素晴らしかったです。
また、豊岡市の特産物が沢山並んで、これも見応え、食べ応えがありました。
下の写真は、セコガニです。日本海の漁港で水揚げされたばかりのカニで、松葉ガニのメスですね。今の時期が丁度、旬だとか。
他には、但馬牛などもありました。写真には立派なワサビも一緒に写っています。
先に紹介した"コウノトリ育むお米"で作った"おにぎり"も出ました。
どれも、とても美味しかったです。
豊岡の米作りには世界的に通用する優れた物語性(環境との共生)があるので、これから日本を代表するブランド米に成長していくと思います。
また、豊岡市には、有名な温泉地"城崎"や、城下町"出石"もあるので、その地域ブランド力は強力です。
かつて何度か訪れたことがありますが、これを機縁にまた訪問してみたいと思っています。