ブリスベン(オーストラリア第3の都市)の中心部、クイーン・ストリートに面して総郵便局(General Post Office、略称GPO)が建っています。
1872年に建てられた伝統的建造物で、なかなか立派な造りです。この建物には、ひっきりなしに人が出入りしていました。内部を覗いてみましたが、カウンターがある普通の郵便局の造りでした。
このGPOの前、クイーン・ストリートを挟んで、やや大きめの広場があります。名前は、ポスト・オフィス・スクエア。そのものズバリの名前ですね。
ここは、市民の憩いの場所として人気の広場らしい。芝生の上に椅子を置いて、のんびり過ごす市民の姿が見られました。その芝生には、以前にも紹介した鳥(名前はわかりません)が悠然と散歩していました。
街のど真ん中に、結構大きな鳥が遊んでいる様子は、オーストラリアならではですね。この素晴らしい都市環境には、羨ましさを感じました。
この広場の先には、アンザック・スクエアがあります。正面に見える時計塔の建物は、ブリスベン・セントラル駅です。
アンザック・スクエアには、戦争記念碑があります。下の写真は、ギリシャ神殿風の重厚な円柱に囲まれた第1次世界大戦戦没者の慰霊碑です。
1930年に建てられたもので、中には燃え続けている火があります。ここを訪れると、さすがに厳粛な気分になりました。
今回、最後の1枚は、郵便局がらみ。現地の街角にあった郵便ポストの写真を載せてみます。
赤と黄色のごく普通のポストですが、オーストラリアではお洒落に見えるのが不思議です。
(ブリスベンまち歩き、続く)