オーストラリアのブリスベンに行ったら、是非見ておきたい歴史的建造物がありました。
それは、オールド・ウインドミルです。場所は、ブリスベン・セントラル駅の裏手あたり。ウィッカム・テラスの通り沿いにありました。
ブリスベンに収監された流刑囚によって、1829年に建てられた風車です。風力を利用した粉挽き所とするつもりが、設計ミスで風車が上手く作動しなかったとか。
仕方ないので、囚人が踏み車で粉挽きを行っていたそう。
1840年代に4枚あった羽根が外されて、現在の灯台のような姿になったと言われています。
風車は、全く役に立たなかったようですが、この建造物、よくまあ今日まで壊されずに残ったものだと感心しました。これもオーストラリアの大らかさからくるものでしょうか。
内部を見たかったのですが、非公開で見学出来ませんでした。全く残念です。
オールド・ウインドミルの近くで撮った幾つかの写真を紹介して、短いブリスベンの旅を終えたいと思います。
下の写真は、オールド・ウインドミルとは道を挟んだところに建つアパートの入口です。なかなかお洒落で素敵な感じだったので撮ってみました。
次は、街角で見かけたシティ・サイクル(貸自転車)の置き場。この街には300〜500mおきにステーションが設けられているそう。
最近、日本でもあちこちで貸自転車が普及していますね。環境に良い乗り物なので、世界的にもドンドン増えていくのではと思います。
ただし、ブリスベンでは自転車用のヘルメット着用が義務づけられています。この点は、日本より厳しいですね。
最後の写真は、宿泊したローマ・ストリート駅前で撮ったカンガルーらしき(?)大きな置き物です。
よく見ると、何とも言えない味(愛嬌)がありますね。
ブリスベンには所用で1泊だけの旅でした。時間が余り取れなくて、まち歩きもやや中途半端となってしまいました。
機会があれば再訪して、もう少しゆっくりと街を見て歩きたいと思います。
(次回は、シドニーまち歩きです)