東京の天候は、ここ両日、真冬の寒さとなりました。昨日から出勤時にコートを着始めました。寒さが大の苦手なので、これから暫くは辛い季節となりそうです。
さて、先週末に帰省した太子町(兵庫県)にある斑鳩寺(いかるがでら)の続きです。
写真は、聖徳殿の中殿と奥殿(八角堂)です。八角形の三重屋根が、なかなか優美な造形を形作っていますね。
このような優雅さをもつ建築物が、我が出身地の田舎町に存在するとは、今更ながら不思議に思いました。
これらの建物(聖徳殿の中殿と奥殿)はさほど古くはなく、明治43年から大正3年にかけて増築されたものだとか。ただし数年前には、登録有形文化財に指定されています。
訪れた日の境内では"骨董市"が開かれていました。この市は、定期的に開催されているようです。
出店数は、それほど多くはなかったですが、風情が感じられてなかなか良かったです。
斑鳩寺で一番の建物は何と言っても、この三重塔ですね(前回の記事で紹介しました)。国の重要文化財に指定されているこの塔は、確かに一見の価値があります。
また、まちなかを歩いていると、こんな道標があちこちにありました。
どうやら最近、設けられた道標のようです。これは歴史的まちづくりの一環のようで、街歩きの楽しみや地域住民の意識向上などに一役買うのでは、と思いました。
今回、最後の写真は、太子町のマンホール(蓋)です。ここの町花は"ひまわり"と"山茶花"とか。
マンホールの蓋のデザインは、沢山の"ひまわり"をあしらったものでした。
我が故郷の太子町も、せっかくの歴史的遺産を有効に活用して、沢山の人たちが外から訪れるような町づくりを積極的に進めて欲しいと思います。
(斑鳩寺は、今回でお仕舞いです)