観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

銚子まち歩き#6(印象に残る幾つかの風景など)

昨日は暑いくらいの良い天気になりました。このところ日々の寒暖差が大きいので、体調がいまひとつですね。

さて、今回で"銚子(千葉県)まち歩き"もお仕舞いです。天候に恵まれたこともあって、とても気持ちの良い旅となりました。

旅のレポートの最後に、銚子で印象に残った幾つかの風景や景観を纏めて載せておきたいと思います。

一つ目は、宿から見えた月の景観です。

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満月近くだったのか、大きくて明るい月でした。海上を照らす月の様子は、とても都会では見られない美しさ。これには癒されましたね。

二つ目は、「地球の丸く見える丘展望館」からの水平線の眺め。

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標高90メートル、視界360度中、330度までが水平線の大パノラマ。他では見られない素晴らしい景観でした。

ちなみに、上の写真で海上に建っているのは風力発電用の風車です。

三つ目は、「銚子ジオパーク」の地層景観。ここは2012年に日本ジオパークに認定されています。

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有名な"屏風ヶ浦"は足の便がなく、残念ながら見れませんでした。でも犬吠埼の海岸線を歩くだけでも、変わった地層や岩石が見学できて面白かったです。

犬吠埼には湧水があって、水を汲みに来ている人がいました。これも地層からの恵みでしょうか。

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四つ目は、町なかで見つけた旧公正市民館。とても立派な歴史的建造物ですね。

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この建物は、大正15年にヤマサ醤油十代目の濱口儀兵衛が私財を投じて建設したものだとか。太平洋戦争で銚子が空襲にあった際にも、奇跡的に焼け残りました。今は、銚子市に寄付されて保存、活用されている由。

見るからに立派で堂々とした造りです。町なかでも目立っていました。貴重な文化遺産なので、大切に保存し、出来れば積極的に活用していって欲しいですね。

最後は、マンホールの蓋です。

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犬吠埼灯台にカモメを配し、周囲にはイワシと波をあしらっています。凝った図柄は、平成3年に銚子市が制作したものとか。なかでも色塗りのものは、銚子市の特徴がよく表現されていて良かったです。

銚子には、他にも沢山、紹介したい風景や景観がありました。食べ物も美味しかったし、また銚子電鉄を乗りに訪れてみたいと思います。

       (銚子まち歩き、お仕舞いです)


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