観光研究者のまち歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

南京町から旧居留地あたり(神戸)

神戸・元町で用事を済ませたあと、隣駅の三ノ宮までブラブラ歩いてみました。

1995年の阪神・淡路大震災の直前まで2年間、関西に勤務していたこともあって、神戸の街は目をつぶっても歩けるほどです。

まず立ち寄ったのが「南京町」。日本の三大チャイナタウンのひとつですね(他は横浜、長崎)。200m×110mの範囲に100余りの飲食店が並んでいます。

写真は、南京町広場にある"あずまや"です。

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ここで写真を撮る人が多いですね。

南京町生誕150周年"の看板がありました。ちょうど明治維新の頃に、街が出来たということでしょうか。

横浜の中華街と比べると、街の規模が小さく感じられます。これは、華僑の人たちが、ここには住まず、店舗だけの街となっているからと言われています。

確かにチャイナタウンにつきものの"関帝廟"や"中華学校"などは山手の方にありますね。それに神戸で有名な中華レストランは三ノ宮などの繁華街に立地しています。

ものの本によれば、華僑の数は横浜より神戸の方が多いらしい。一方、チャイナタウンの規模で神戸が劣るのは、華僑の人たちが神戸の街のあちこちに根づいているためとか。このあたりの歴史的背景は、結構、面白そうです。

次の写真は、豚饅で有名な「老祥記」の店頭です。ここは、いつもながらの凄い行列が出来ていました。

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次の写真は、街の入り口に建つ"長安門"。なかなか立派な門で、ここで待ち合わせる人が多いですね。

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この"長安門"を抜けると目の前に大丸百貨店があります。その一角にあるのが「旧居留地38番館」。

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ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で、1929年にシティバンク神戸支店として建設されました。

4本のイオニア式円柱を持つ石積み外壁のアメリカン・ルネッサンス様式の近代建築です。

現在は大丸が所有し、店舗として活用しています。

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この旧居留地のあたりは碁盤目状に街区が整備されて、街路樹も涼しげ。日本離れした素敵な街並みが広がっています。

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さらに少し歩いたところには「旧居留地15番館」があります。

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1880年に建てられた"旧アメリカ領事館"で、木骨煉瓦造の2階建です。現存する旧居留地時代(1868〜1899年)の唯一の建造物として、国の重要文化財に指定されています。

阪神・淡路大震災で全壊したところ、忠実に復元し1998年に完成しました。現在は、民間所有でカフェとして使用されています。

このあたり、本当に久しぶりに歩きましたが、震災のつめ跡も感じられないほど昔のままの景観でした。

歴史とモダンさが感じられる街並みは、やはり神戸ですね。さすがです。

   (次回も神戸です)


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