観光研究者のまち歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

広い畑にポツンと佇む ”Cafe ある” (北海道・十勝その2)

北海道・十勝の大地は、途方もないほどの広さがあります。当地を訪れたある日の午後、レンタカーを駆って中札内周辺をあちこち巡っていました。

夕方近くになって、どこかで休憩したいと思いましたが、周辺は畑作地ばかり。本当に何もありません。人もクルマも、ほとんど出会うことがないほどでした。そこで急遽、ネットで調べて訪れたのが "Cafe ある” です。

周りは広々とした畑ばかり。そのなかに ”Cafe ある” は、ポツンと佇むように建っていました。

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木造2階建てで、小さく簡素な造りですが、周辺環境にうまく溶け込んで建っています。夕暮れ時ならずとも、なかなか絵になる景観です。

ちょうど経営する二人の姉妹が外にいたので閉店時間を聞くと、「まあ、東京からわざわざ・・・。あと30分ほどだけど、それで良ければどうぞ」とのこと。運良く入れました。

外の景色がよく見える2階の端の席へ着くと、メニューの傍に「店主姉妹がそろって股関節を痛めて杖歩行となってしまい、しばらくの間、2階席はセルフサービスになる代わり50円引きにします」とのお知らせが置いてありました。

2階席は、ウッドハウスの屋根裏部屋風で、なかなか素敵な造りです。

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注文したのは、コーヒーとケーキのセット。セルフサービスなので、出来上がりを1階まで取りに行きました。

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丁寧に作られたケーキは、甘さが控えめ。コーヒーも美味しかったです。

他に来店客もなく、窓から夕暮れ時の畑を眺めながら、ひと時を過ごしました。

店内には、ゆっくりとした時間が流れているようで、居心地が良かったです。

開業したのは2006年とか。既に12年の歴史を刻んでいますね。

道路からは少し奥まっているので、通りがかりの一見客が入ってくることは少ないでしょう。この店を支えているのは、地元のお馴染みさんでしょうか。

地域のためには、誰もが気軽に集えるような場所が必要ですね。この点で、十勝の畑作地のど真ん中にあるこの店が、すこし羨ましくなりました。

なお、 ”Cafe ある” の住所は次の通りです。

  帯広市上清川町東1線144ー3

空港からもそう遠くはないので、飛行機に乗る前の小休憩などにもってこいのお店だと思います。 ここは、お勧めです。


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