観光研究者のまち歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

夜の賑わいの仕掛け・帯広「北の屋台」の魅力(北海道・十勝その6)

十勝・帯広を好きな理由の一つが、「北の屋台」の存在ですね。

私は帯広に出かけるたびに「北の屋台」を訪れては、何軒か ”はしご” するのを楽しみにしています。

f:id:kaz-sasaki:20181006232332j:image

「北の屋台」は、帯広の中心部にあって、元々は駐車場だった土地を活用して出来た常設の屋台村です。

屋台といっても、上下水道・電気・ガス完備の固定式厨房を備えた常設店舗ですね。

これにより道路交通法食品衛生法などの諸規制をクリアして、魚や野菜など生ものを扱う多彩なメニューが提供できるようになっています。

屋台の数は、20軒。一つ一つの店舗はおよそ3坪と狭く、客席数は10席ほどです。

いま全国各地で、このような屋台村が沢山出来ています。

その狙いは、①寂れた中心市街地の活性化(賑わい復活)、②地産地消(特産物の地元消費)、③雇用の場の創出、事業主の育成、などにありますね。

私は観光振興の点から、「旅行者への夜の時間消費の提案」と「旅行者と地元住民との交流」という2つの大きな効果があると考えています。

旅に出ると、旅行者は夜の時間を持て余したりします。また、地元住民と親しく交わる機会も、そうはありません。

「北の屋台」のような屋台村は、旅行者のこのようなニーズに上手く応えてくれます。しかも地元で採れた新鮮で美味い、魚や農産物などがお酒とともに手軽に味わえます。

前置きが長くなりましたが、今回も「北の屋台」へと出かけました。

どの店にするか少し迷ったあと、「北子」に入りました。この店は初めてでしたが、上手く席が空いていて良かったです。

f:id:kaz-sasaki:20181006232413j:image

日本酒に、いくつかの肴を注文。

写真は、"大統領"という名前の十勝産椎茸。これは身が厚くて美味しかったですね。

f:id:kaz-sasaki:20181006232435j:image

いろいろ食べているうちに、先客のシニア男性4人組から話しかけられました。十勝は池田町(ワインの産地として有名ですね)在住で、リタイア仲間だとか。

話した内容は、地元の十勝の話題が多かったですが、学生時代を過ごした東京のこととか、リタイアする前の仕事の話などで結構盛り上がりました。

話しているうちに、明日の昼、皆で集まってジンギスカン鍋をやるので、時間があるなら来ないか、とのお誘いを受けました。池田町産の美味しいワインもあるよ、との言葉にもつられてお邪魔することにしました。

いやー、まさかの展開です。こうした予期せぬ出会いは「北の屋台」ならではですね。

地元の人たちの話が聞ける、またとない良い機会となりました。

その訪問記は、次回に記したいと思います。


にほんブログ村