観光研究者のまち歩きフォト日記

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宗像三女神降臨の地・高宮祭場【宗像大社・辺津宮】(福岡その2)

宗像大社辺津宮)には、宗像三女神が降臨されたという「高宮祭場」があります。

ここは全国でも数少ない古代祭場の一つですね。

そして辺津宮の神域では、最も神聖な場所の一つとして今日まで崇められきました。

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神道では、奈良時代に入るまでは社殿がなく、神奈備(かんなび)としての杜や山や島などが聖なる所として祀られていました。

ここで神奈備(かんなび)とは、神々が降りてくる依り代(よりしろ)を擁する領域のこと。古神道の聖地ですね。

例えば、奈良県桜井市にある日本最古の大神神社(おおみわ・じんじゃ)では、現在も本殿を持たず、三輪山をご神体としています(但し、拝殿はあります)。

そして古代祭場では、磐境(いわさか)と神籬(ひもろぎ)を中心として祭祀が行われます。

磐境(いわさか)とは、岩を並べたもので、神々が降臨する場所を表しています。祭祀では祭壇の役割を担います。

神籬(ひもろぎ)とは、神が宿る樹木などのこと。社殿や神棚以外で祭祀を行う対象となるところです。

宗像大社辺津宮の古代祭場である「高宮祭場」は、本殿などから少し離れた鬱蒼とした杜のなかにありました。

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次の写真は、磐境(いわさか)と神籬(ひもろぎ)をアップにして撮ったものです。

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祭場の周辺は、とても静かで清浄な空気感で包まれていました。

いかにも神様が降臨されそうな雰囲気がありますね。

パワースポットとしても知られる聖地であり、見学できてとても良かったです。

今回は、無理をしても宗像大社辺津宮を訪れた甲斐がありました。


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