かねてから参拝したいと思っていた伊勢神宮へと出かけました。
転勤で名古屋に2度住んだことがあるので、伊勢・志摩方面には何度か訪れたことがあります。
でも、それも昔のことで、伊勢神宮へのお参りは本当に久しぶりでした。
東京からは、まず新幹線で名古屋まで行き、そこからレンタカーで現地へと向かいました。 もう少し早く着くと思っていたのですが、結構、時間がかかりました。 これなら名古屋から近鉄特急を利用したほうが楽だったかもしれませんね。
伊勢神宮は、説明するまでもなく、わが国で筆頭の社格を誇る神社です。
「神宮125社」と呼ばれる宮社があり、その内訳は、内外正宮、別宮14、摂社43、末社24、所管社42で、伊勢市を中心に広く4市2郡にまたがって所在しています。
今回は、内外正宮と幾つかの別宮をお参りしてきました。
参拝の順番としては、最初に外宮ですね。
一般に外宮と呼ばれる豊受大神宮には、衣食住の守り神である豊受大御神が祀られています。
まずは、御正宮(ごしょうぐう)へと参拝。
下の写真は御正宮の正面鳥居を撮ったもの。
ここから先は撮影禁止となります。
土曜日だったせいか、団体客を中心に参拝者はとても多かったです。
御正宮の隣には、遷宮のための予定地がとってあります。 これは、かなりの広さですね。
式年遷宮(定期的に行われる遷宮)は、原則として20年ごとに行われています。 直近では、平成25(2013)年に行われたそう。 白木のお社を建て替えつつ清浄に維持し、建築技術の伝承も図るなど稀有な知恵といえますね。
次の写真は、別宮の一つを撮ったもの。
深い森のなかで、そこだけが光を浴びて浮かび上がっていました。
余談ですが、伊勢神宮には御神籤(おみくじ)がありません。 御神籤は、身近な神社でひくものだからだとか(諸説あります)。
御朱印は頂いてきました。 それは、少し拍子抜けするくらいシンプルな御朱印でした。 まあ、このほうが、お伊勢さんの有難みがあるようにも思いますね。
外宮では、久しぶりに清浄な森のなかを歩いて参拝したせいか、とても清々しい気分になりました。
日本人にとって、やはり伊勢神宮は特別な存在ということなのでしょう。
久々にお参りができて良かったです。
なお、静かにゆっくりとお参りするのなら、人が少ない曜日や時間帯を選んだ方が良いかもしれません。