観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

外宮参道のレトロな建物など(伊勢・志摩その3)

この土日は、天気がもう一つなのと、このところ珍しく仕事が混んでいたので、家でゆっくりと過ごしています。

いま欲しいものと言えば、自転車ですね(唐突にすみません)。

海外(シンガポール)赴任するときにクルマも自転車も処分してしまい、今は自分の足と公共交通機関だけが頼りの生活を送っています。

まあ、健康的で良いのですが、せめて自転車くらいはあったほうが便利だなと思うようになりました。

最近、都心の勤務先周辺でも、急速にレンタサイクルが増えてきています。 加えて、自転車通勤の人も多くなったように感じます。 

これまた余談ですが、昔、羽田空港国際線ターミナルに勤務していたころ、お客様から自転車駐輪場の在りかを尋ねられたことがありました。

当時は、羽田空港(それも国際線ターミナル)へ自転車で来る人がいるなど想定していなくて、駐輪場は用意していなかったですね(現在は、どうなっているか知りませんが)。

今は、都心の高級百貨店などでも駐輪場を設置しているほど。 それくらい自転車へのニーズがある時代ということなのでしょう。

話は戻って、それやこれやで、現在、マイ自転車の購入を検討しているところです。 

オジサンが乗っても安全・安心で、かつ、少しは見栄えの良い自転車が欲しいです。 ということで、無事に購入できたら、休日に羽田あたりまで走らせてみたいと思っています。

さて、ここから本題である伊勢・志摩の続きとなります。

伊勢市駅から外宮までの参道には、いろいろな店舗が軒を連ねています。

歩いていて一番目立ったのが、次の写真の建物でした。

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旅館の「山田館」ですね。

レトロな木造三層楼は、人の目を引き付けずにはおかないような造形的魅力がありました。

聞けば、創業100年を超える老舗旅館だとか。

今では、外宮参道のシンボル的役割を担っているそう。

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内部の造りがどうなっているのかなど、一度は泊まってみたい誘惑にかられますね。

次の写真は「伊勢菊一」の店舗です。

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明治40年創業の刃物の老舗ですね。

黒い瓦屋根に黒い漆喰壁、それに堂々とした「菊一文字本店」の大看板が、重厚さを感じさせる建物です。

店内には、包丁や鋏などの高級な刃物類が置いてありました。それに、ペンチ式の爪切りなども。

当方は、珍しいところで"魚のうろこ取り"を買いました。

他にも色々なお店があったのですが、これらの伝統的建築物は、後世までぜひ残していって欲しいですね。

内宮前の「おはらい町」ほどの賑わいではありませんが、この外宮参道の散策はなかなかに面白かったです。

今回は最初の余談が長くなり、申し訳ありませんでした。


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