観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

志摩観光ホテル#2(伊勢・志摩その5)

今年の梅雨は、よく雨が降りますね。 それに梅雨寒の日が続いています。

こんな鬱陶しい日は、通勤するのも億劫になりがち。

はやく梅雨が明けて、夏本番となれば嬉しいのですが・・・。

天気のボヤキは、これくらいにして、今回は志摩観光ホテルの続きです。

このホテルの売りは、リアス式海岸からなる英虞湾の眺望と、海の幸を使った料理にあると前回の記事に書きました。

夕食では、いろいろ迷った結果「リアン」を選んでみました。

場所は、開業当時の面影を残す「ザ クラブ」の2階にあります。

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和と洋のいいとこ取りをしたような造作は、落ち着いた感じで良かったです。

早めの時間帯だったせいか、客の姿もまばらでした。

ここは、夜も更けてくるとバーとしても使われるらしい。

注文したのは、軽めのコース料理。

料理名をメモし忘れたので、主な写真を載せておきます。

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これらにデザートなどが付いて、1人5,000円とお得なコースでした。

さすがにどれも、美味しかったですね。

そして、翌日の朝食は「ラ・メール ザ クラシック」で。

ここでは、和食を選んでみました。

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これは、オーバーではなく本当に美味しかったです。 お代は3,300円でした。 我が朝食にしては贅沢価格ですが、味や内容を考えれば大満足でした。

このホテルが立地する「志摩の国」は、古代から平安期のころまで朝廷に御食料を貢いでいた「御食国(みつけくに)」でした。

平地は少なく農業(穀物栽培)面では不利ですが、海産物を中心に古代から豊かな食材の宝庫だったとか。

(なお、「御食国」には、「志摩」のほか「若狭」「淡路」があります)。

このような耳学問的な知識はありましたが、実際に食べてみると、海産物以外の食材を使った料理もとても美味かったです。

さすがは、料理で売る「シマカン」(当ホテルの略称・愛称ですね)です。

加えて、従業員の応対やサービス水準も優れていますね。

久しぶりに宿泊して、このホテルの素晴らしさを再認識しました。

機会があれば、また泊まってみたいと思います。


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