観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

乙姫様の「龍宮神社」(鹿児島・開聞岳周辺その4)

はや9月となりました。

新学期が始まったせいか、朝の通勤電車も少し混むようになりましたね。

まだまだ暑い日が続きますが、夏休みモードから仕事モードへと気分を切り替えていきたいと思います。

さて、今回も鹿児島・開聞岳周辺の旅の続きとなります。

薩摩半島の最南端にあるのが「長崎鼻」ですね。

ここは、植生や太陽の日差し、東シナ海の荒波などいかにも南国の風情があって、私の好きな場所の一つとなっています。

転勤で鹿児島に住んでいた頃は、海に浮かぶ開聞岳などの雄大な景色を眺めに、よく訪れていました。

そして、ここにあるのが「龍宮神社」です。

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御祭神は豊玉姫(乙姫様)で、社殿は龍宮城を模したもの。

昔から「長崎鼻」周辺には浦島太郎伝説が伝わっています。

この周辺の海岸一帯がウミガメの産卵地となっていて、かねてから地元の漁師などがウミガメを海の守り神として大切にしてきました。

これが浦島太郎伝説となり、乙姫様を祀る「龍宮神社」へとつながっていったと言われています。

以前に訪れたときには、こんなにも鮮やかな朱色の社殿ではなかったのですが、聞けば2011年に改築されたそう。

朱色が、青空と蒼い海に映えてとても綺麗でした。

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この神社では、 ”絵馬” ならぬ ”絵貝” に願い事を書いて奉納するとか。

浦島太郎と乙姫様の伝説から、縁結びのご利益があるとのことで、沢山の "絵貝" が納められていました。

長崎鼻」の突端の方に目を転じれば、鳥居の先に雄大東シナ海が広がっています。

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ここを訪れると、本当に気分が爽快となりますね。

鹿児島市内からは少し遠いですが、少々足を延ばしても行ってみたいところです。

フォトジェニック(インスタ映え)な場所でもあるので、特に女性の皆さんにおススメします。

 
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