観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

優雅なフォルムの「薩摩長崎鼻灯台」(鹿児島・開聞岳周辺その5)

薩摩半島の最南端に突き出た岬が「長崎鼻」です。

岬の入り口には、前回紹介した「龍宮神社」があり、そこから岬の突端まで遊歩道が整備されています。

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遊歩道から見る岬は、空の青さと海の蒼さ、それに白い灯台などがいかにも南国らしく素晴らしい景観を作っていました。

この白い灯台は「薩摩長崎鼻灯台」です。

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高さは11mと、やや小ぶりな灯台で、初点灯は昭和32年とか。

円形の大きな庇をまとったフォルムは、なかなかの優雅さですね。

灯台を過ぎると、ごつごつとした火山岩が岩場となって海まで続いています。

岬の先端までは、岩場のなかを歩いていけます。

写真で見ると、こんな感じですね。

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岩場にかかる波しぶきが、こちらまで飛んできそうでした。 

岩場を歩くのは、かなりの苦労ですが、潮だまりにいる生物(カニやヤドカリなど)を観察するのも結構面白かったです。

なお、上の写真で、右奥に薄く見えるのは対岸の大隅半島ですね。

また、「長崎鼻」から見る「開聞岳」(924m)も、端正な山容が海に浮かんでいるように見えて、とても綺麗でした。

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この「長崎鼻」は、夕方のサンセットも美しいそう。

一度は、ここで夕陽を見てみたいものです。


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