先の週末は、旅先で撮った写真の整理をしていました。
その際、まだブログの記事にしていない旅先(写真)が結構あったので、これから順次、紹介していきたいと思います。
ということで、今回から ”京都まち歩き” です。
京都には年に数回ほど訪れる機会があるのですが、今回は急に思い立って出かけてきました。
今度の旅のテーマは、京都の水と町家(それに少しの観光スポット巡り)です。
まず訪れたのが京都御所の近くにある梨木神社(なしのき・じんじゃ)。
明治18(1885)年に創建された神社で、明治維新に功績のあった三条実万と三条実美の親子をお祀りしています。
萩の名所としても有名で、訪れたときは萩の花が沢山咲いていました。
この神社に ”京都三名水” の一つ「染井の井戸」があります。
京都の特徴の一つに、水の豊かさが挙げられますね。
その水質は軟水でまろやか、くせがない美味しい水です。
「染井の井戸」には、ひっきりなしに近くの住民や観光客などが、水を汲みにやってきます。
なかにはクルマや自転車でやってきて、大きなペットボトルに詰め込む人もいました。
京都の文化は、その豊富で良質な水から成り立っている。
そんな ”京都と水” について考えたり、確認したりの旅でした。
なお "京都三名水" は、この「染井の井戸」と「醒ヶ井(さめがい)」、「縣井(あがたい)」を指します。
この三名水のうち、昔のままの姿で現存するのは「染井の井戸」のみ。
残る二つは、一度途絶えたあと復元されています。