観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

加茂大橋からの眺め(京都まち歩き#2)

京都三名水のある梨木神社(前回のブログで紹介しました)を後にして、出町柳方面へと上ってきました。

鴨川に架かる加茂大橋から、北の方角を撮ったのが下の写真です。

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正面が葵公園で、向かって右手が高野川、左手が賀茂川です。

ここで二つの河川が合流して鴨川と名前を変えます。

中洲状の葵公園の向こうには、下鴨神社があります。

京都の景観で大きなポイントとなるのが、この水辺空間ですね。

街なかに川や水辺があると、途端に潤いのある空間となります。

この場所は、地域住民などの親水ポイントとなっていて、川のなかには飛び石が置いてありました。

次の写真は、その飛び石伝いに川を渡っている生徒さん達を撮ったもの。

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ひょっとすると修学旅行生かもしれませんね。

ぴょんぴょんと跳んで渡る様子には、何やら懐かしさを感じました。

次は、賀茂川を少し上流へと遡った葵橋付近の写真です。

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この街では、あちこちに親水ポイントがあって、川べりを散歩したり、自転車で走ったりする人を見かけます。

このように京都の生活は、水と密接につながっているようです。

いつも周りに水がある暮らし。

多分、それが京都の文化的基盤(ブランド力)を形づくる大きな要素になっていると思います。


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