観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

夕暮れどきの「オアシス21」(名古屋その6)

夕暮れどきの街並みを見ようと、名古屋の繁華街・栄にある「オアシス21」へとやってきました。

ここは、公園・バスターミナルなどの公共施設と商業施設との複合施設で、2002年に開業したところ。

斬新なデザインが特徴で、「水の宇宙船」と呼ばれる空中に浮かぶガラスの大屋根がシンボルとなっています。 

高さが14mあるガラスの大屋根の上には、水が張られていて、その周囲約200mを散策することが出来ます。

実際に歩いてみると、まるで空中を散歩しているような感覚にとらわれました。

その浮遊感が何ともいえず心地よかったですね。

ここから見る名古屋の街並みは、夕焼け空と相まって、とても素晴らしかったです。

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反対の方角となる愛知芸術文化センター側を見ると、まるで未来都市のような景観が広がっていました。

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名古屋の街では、一つひとつの建造物(特に公共施設)がどれも立派で、しっかりと造られているという印象を受けます。 さすがに、モノづくりで繁栄してきた街ならではですね。

それに、何といっても名古屋は ”ユネスコのデザイン都市” に認定されているのも大きいです。(国内では、他に神戸市が認定されています)

オアシス21」からは「名古屋テレビ塔」が、手に取るような近さで見ることが出来ます。

このテレビ塔は、1954年に完成した日本初の集約電波塔ですね。

高さは180mで、名古屋のシンボルとして長らく親しまれてきました。(ちなみに札幌テレビ塔は1957年完成で147.2mです)

ところが訪れてみると、テレビ塔は耐震&リニューアル工事のため休業中で真っ暗でした。

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テレビ塔などの夜景を楽しみに訪れましたが、今回は残念ながら果たせませんでした。

リニューアル・オープンは2020年7月を予定しているとか。

テレビ塔が復活したら、またここから眺めるべく再訪したいと思います。 

 
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