観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

夕暮れ時の青森ベイブリッジなど(青森その3)

三内丸山遺跡と県立美術館を見学したあとは、青森市の中心部へとやってきました。

JR青森駅を中心とする市街地は、その昔訪れたときとさほど変わっていない様子でした。

宿泊予定のホテルに荷物を置いたあとは、青森港に面したウォーターフロントへと出かけました。

そこで撮ったのが次の写真です。

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ちょうど夕暮れ時の灯りがともり始めた頃で、とても綺麗な景観が広がっていました。

ベイブリッジは1994年に開通した道路橋で、今では青森市を象徴するランドマークとなっています。 橋脚のデザインは青森の頭文字(A)をかたどっているそう。

その下にある建物は ”A-FACTORY” という観光施設ですね。 なかなかに洒落たデザインで、なかには土産店やシードルの醸造所などが入っていました。

海からの風は少し冷たかったですが、久しぶりに陸奥湾から津軽海峡方面を眺めることができて嬉しかったです。

例えて言うと、つい ”津軽海峡冬景色” を口ずさんでしまうような気分でした。

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青森駅前にあるアウガ(再開発ビル)の地下には、新鮮市場があります。

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当地の生鮮食品や土産物など、昔の市場の雰囲気を味わうにはここが一番ですね。

訪れたのが中途半端な時間帯だったせいか、人影がまばらで少し残念でした。

青森市は、市街地が郊外に延びて、中心商店街などが苦戦していると聞いていました。

確かに、駅前の新町商店街ではシャッターを下ろした店が散見されて、やや寂しかったです。

青森市は、富山市と並んでコンパクトシティの先進地域を目指していたはず。

このことを地元の人に聞いてみると、なかなか想定通りには進んでいない様子でした。

街の構造を大きく変えることになるので大変だとは思いますが、何とか前へと進んで欲しいと、人影の少ない商店街を歩きながら考えていました。


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