観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

晩秋の「ショー記念礼拝堂」あたり(軽井沢その2)

旧軽井沢銀座を旧碓氷峠方面へと歩いていくと、商店街がはずれたあたりに「ショー記念礼拝堂」があります。

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ここは、宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーによって創設された軽井沢最古の教会として知られています。

1873(明治6)年に日本へやってきたショー師は、1885(明治18)年にたまたま訪れた軽井沢の自然や気候が気に入り、毎夏、この地を訪れるようになったそう。

そして1888(明治21)年には、当地に自らの別荘を造りました。

これにより外国人のあいだで、軽井沢の名前が広く知られるようになったといわれています。

このように「ショー記念礼拝堂」は、国際的な避暑地、別荘地としての軽井沢の原点ともいえる場所です。

礼拝堂の周辺は、木立に囲まれた静かな環境で、紅葉もまだ少し残っていました。

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近くには「矢ケ崎川」が流れています。 

川に架かる橋から見る紅葉も素晴らしかったです。

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小さな川ですが、絶え間なく水が流れていて、その水音を聞いているだけで癒されました。

この辺りから「万平ホテル」にかけての散策は、とても清々しくておススメです。


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